アマル・クルーニー、カンヌの黄金律を破った功罪は?
22日まで開催されていた第69回カンヌ国際映画祭で、ジョージ・クルーニー主演作『マネーモンスター』(日本6月10日公開)のプレミアに帯同した妻アマル・クルーニーが、レッドカーペットで主役を食ってしまったことが大きな波紋を呼んでいる。
もともとカンヌのレッドカーペットは、通常のレッドカーペットと違って作品の関係者のみが参加し、パートナーは遠慮するのが通例となっている。しかし今回は、監督のジョディ・フォスターやジュリア・ロバーツなどキャストらが黒でシックにきめている中、ワンショルダーに股間までスリットの入ったロングトレーンのアトリエ ヴェルサーチのレモン色のドレスに身を包み、レッドカーペットで抜群の輝きを放ったアマル。
幾度となく流れる不仲説を一蹴するようにジョージと腕を組んで登場したことだけでもメディアの注目を浴びるのは必然だが、ゴージャスなドレス姿に、ジミー・チュウのハイヒールを履いたフラミンゴのような足だけではなく、あわやパンツ露出のハプニングまで起きてしまったサービスぶりは、メディアを大いに喜ばせた。
しかし多くの専門家やネットユーザーが指摘する通り、今回、映画に何も関わっていないアマルは少々目立ち過ぎてしまったようで、「カンヌのレッドカーペットエチケットの黄金律を破った」と大ひんしゅくを買っている。
デイリー・メール紙では、「ドレスの色、スリットが入り過ぎたデザインのドレス、さらに、横にいる誰かの手を煩わすのが必至のロングトレーンのドレス」を着ていたことについて指摘。「セレブ気取りもはなはだしい」「人道弁護士の本業を忘れた、まるでお飾り芸者のようだ」「キム・カーダシアン並」「ただの目立ちだがり」「バルーンドレスとか超ミニスカドレスとか、今回の露出も計算済みでは?」と言った非難の声が挙がっている。
また「夫の評判を落とす、さげまん妻」との声も挙がっているが、これについては、「ジョージがいいのだから、いいんじゃないの?」「ジョージが選んだ人だから結婚に賛成したけれど、なんだかがっかり」「ジョージに良識があったら離婚だね」といった賛否の声もあるようだ。【NY在住/JUNKO】