名場面の数々に感涙!「角川映画祭」予告編解禁
大々的なメディアミックス展開などで映画界に衝撃をもたらした角川映画の誕生から今年で早40年。巨匠・市川崑監督の『犬神家の一族』に始まり、昭和時代終了の1988年、宮沢りえの映画デビュー作『ぼくらの七日間戦争』までの傑作映画48本を一挙上映する「角川映画祭」の予告編が解禁された。
「誰にでも忘れられない物語がある」をキーワードに、数々の名作から伝説のアイドル、スター、豪華俳優陣の印象的な名シーンがちりばめられたこの予告編。青春映画の傑作『セーラー服と機関銃』の薬師丸ひろ子や『時をかける少女』の原田知世の可憐な瞳に心奪われ、『蘇える金狼』の松田優作や『汚れた英雄』の草刈正雄の勇姿に胸が熱くなり、『犬神家の一族』の佐清(スケキヨ)の白い仮面に戦慄…と、昭和世代なら思わず心が躍ってしまうこと間違いなしの仕上がりとなっている。
また、角川映画といえば印象的な主題歌も忘れてはいけない。いまでこそ映画と音楽のコラボレーションは普通になったが、角川映画はその先駆けでもあり、主演女優自身が歌いヒットした「セーラー服と機関銃」(薬師丸ひろ子)、「時をかける少女」(原田知世)のほか、松任谷由実が歌った「守ってあげたい」(薬師丸ひろ子主演映画『ねらわれた学園』主題歌)などのメロディを耳にすれば、思わずあの時代が蘇るはず。
名作の力を大スクリーンで堪能できる「角川映画祭」は、7月30日(土)~9月2日(金)まで角川シネマ新宿ほかにて開催予定。現在角川シネマ新宿にて前売鑑賞券が発売中だが、5回券の購入者は特典として復刻版のチラシ5枚セット(『犬神家の一族』『セーラー服と機関銃』『時をかける少女』『人間の証明』『蘇える金狼』)が貰えるので、ぜひ早めにチェックしてみてほしい。【Movie Walker】
作品情報へ