「ウチに来ない?」林遣都がロケで駅伝部にスカウト!
直木賞作家・三浦しをんが箱根駅伝をモチーフに描いた小説「風が強く吹いている」が映画化(秋公開)。主演に『ROOKIES 卒業』(09)の小出恵介と『DIVE!! ダイブ』(08)の林遣都を迎えた本作が遂に完成し、キャストと監督を迎えた完成報告会見が行われた。
本日登壇したのは、駅伝選手役を演じた、小出、林、中村優一、川村陽介、橋本淳、森廉、内野謙太、ダンテ・カーヴァー、斉藤慶太、斉藤祥太といった若手俳優陣と、大森寿美男監督の総勢11人。「誰がいちばん練習しましたか?」という質問に対して、それぞれが顔を見合わせていると、林は「みんな、同じくらいです」と答えた。
その後、林が本作で、駅伝選手としてスカウトされたというエピソードが飛び出した。「実際にある大学の駅伝部に参加させていただき、走っていたら『撮影が終わったらうちに来いよ』と言われました。とはいえ、走ることは正直あまり好きではないので(苦笑)」
本作で、彼らは過酷なトレーニングを積み、たくさん走り込んだという。小出も「みんなで集まるシーンは、撮影前にみんなでアップしたりストレッチしたりして、仲睦まじい感じでした。へっぽこ集団が箱根駅伝に出場するまでを忠実に描いてます」と自信をもってアピールする本作。その言葉どおり、彼らのリアルな汗や感動がきっとスクリーンにも映し出されているはず。【Movie Walker/山崎伸子】
作品情報へ