『シン・ゴジラ』が絶好調スタート!
夏の大作映画が相まみえた7月30・31日の週末ランキング。強力タイトルが名を連ねるなかデッドヒートを制したのは、怪獣映画史に名を刻む「ゴジラ」シリーズの最新作『シン・ゴジラ』だった。
「エヴァンゲリオン」で知られる庵野秀明が脚本・編集・総監督を務めたほか、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみをはじめ総勢328名にもおよぶキャストが集結しており、話題性は十分だった本作。そのうえ、日本版ゴジラとしては12年ぶりの新作ということもあり、その内容にも期待が集まっていたが、ストーリーやディテールは謎に包まれていた。
その効果もあってか、公開直後にはゴジラファンが殺到!土日2日間で41万2302人を動員、興収6億2461万700円をあげ、初登場1位を獲得。合わせて、14年に公開されたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』の公開初週記録(動員33万9084人、興収5億844万9700円)超えも達成した。
惜しくも『シン・ゴジラ』には敗れたものの、公開3週目の『ファインディング・ドリー』が前週に引き続き2位をキープ。前作『ファインディング・ニモ』同様に人気を集める本作が、どこまで上位にランクインし続けるのか注目だ。
3位は、劇場版シリーズ13作目となる『ONE PIECE FILM GOLD』。前週から2ランク落としたものの、公開9日間で累計動員は170万人、累計興収は23億円を突破するなど好調だ。これは、この夏公開作品の中では最速の記録となっている。
さらに4位には、『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・イェーツ監督が手掛けた『ターザン:REBORN』が初登場。英国貴族のターザンが、生まれ育ったジャングルに戻って新たな冒険を繰り広げるというオリジナル・ストーリーが展開する。記録は土日2日間で動員12万3734人、興収1億6076万5400円だった。【トライワークス】