マット・デイモン主演作がシリーズ史上最高のスタート!
3連休となった10月8・9日の週末ランキングでは、首位を独走中の『君の名は。』に追随すべく新作3本がランクイン!記憶を失った暗殺者をマット・デイモンが演じる人気シリーズの最新作『ジェイソン・ボーン』が2位スタートと好発進を決めた。
前作『ボーン・アルティメイタム』から9年ぶりと、ファン待望の新作となった本作は、土日2日間で動員24万7000人、興収3億4500万円を記録。この数字は前作のオープニング成績(約3億2500万円)を上回るシリーズ史上最高のスタートとなった。
また、公開翌日の10月8日はマット・デイモンの46歳の誕生日にあたり、SNSでは本作への絶賛の声に加え、誕生日のお祝いメッセージも数多く寄せられ、盛り上がりを見せていた。
3位に初登場の『HiGH&LOW THE RED RAIN』は土日2日間で動員22万4000人、興収2億9800万円を記録。月曜を含めた3日間の成績では興収3億8785万円に達したが、興味深いのは地方と都市での対比が8:2と、圧倒的にローカルエリアでの集客率が高いこと。また10~20代の動員数と満足度が非常に高いこともあり、今後もEXILE TRIBEのファンだけでなく、幅広い動員が見込めそうだ。
5位にランクインの『グッドモーニングショー』は、『踊る大捜査線』シリーズの君塚良一によるオリジナル作。落ち目のキャスター役を演じた中井貴一だけでなく、勘違いしまくりの女子アナを演じた長澤まさみらによるコミカルな演技も光り、前評判の高かった作品だけに、手堅いスタートといったところか。
一方、新作の追随を許さず、7週連続1位となった『君の名は。』は今週も興収7億円を追加し、10月10日までの累計興収では145億6000万円を突破!歴代興収ランキング10位に君臨する『崖の上のポニョ』(08)の155億円も、このままの勢いが続けば今月以内には上回りそうだ。なお、現在開催中の第21回釜山国際映画祭に出品され、チケットは即完売となるなど、海外での人気ぶりもうかがえる。【トライワークス】