アメリカではここまでOK!?R指定アニメの下ネタ&グロ描写がヤバい!
ソーセージやパンといった、スーパーマーケットに並ぶ食材たちが、過酷な運命に立ち向かう『ソーセージ・パーティー』(11月4日公開)。そのタイトルやビジュアルからも想像がつくかもしれないが、本作は超下品な下ネタ、そして過激なグロ描写のオンパレード。コメディの本場アメリカはここまでやるのか…と戸惑ってしまうほど、狂いまくっている!
自らの運命を知らずスーパーの外の世界は楽園だと思い込むソーセージのフランクと、彼の恋人であるパンのブレンダは、結ばれてホットドック(!)になることを願い、客に買ってもらうため必死にアピールを繰り返す。ついにその思いが通じたのか、2人揃って同じカートの中へ!しかし夢のような時間も束の間、カートにアクシデントが発生し、フランクとブレンダは床へはじき出されてしまう。
気を失っていたフランクが目を覚ますと、あたり一面に粉が舞い、地面に叩きつけられたビン詰めのジャムは中身が散乱。パスタスープの缶詰は、亀裂から内臓(?)が流れ出したりと、その様子はまさに地獄絵図。まるで『プライベート・ライアン』(98)のノルマンディー上陸シーンのような、アニメといえど、情け容赦のないこのシーンから食材たちの大冒険が始まる。
一方、カートのアクシデントを逃れて無事に購入者の家に到着した食材たちにも悲劇が訪れる。一番最初に手に取られて大喜びのじゃがいも。仲間たちからも「いけー!ジャガイモー」と祝福されるが、水で体を洗われると、次の瞬間、包丁で乱暴に皮を剥がされ、お湯が煮立った鍋の中に放り投げられてしまう!
さらに、ベーコンはアツアツのフライパンの上に並べられ、キャベツは素手で半分に裂かれ、ベビーキャロットは口の中へほうり込まれてしまう。この大虐殺には食材たちも「まだ子どもじゃないか」とドン引き。家からの脱出を試みるも、フランクとは別のソーセージのカールは後ろから包丁で刺されて、真っ二つに…。
これらのグロ描写以外にも、ドラッグ描写、食材たちの大乱交シーンなど、大人向けのジョークがてんこ盛り。R指定作品ながらアメリカでは興行収入約1億ドルの大ヒットを記録した。さすがアメリカと言いたくなってしまうようなブラックな笑いを、ぜひスクリーンで堪能してもらいたい!【トライワークス】