見えそうで見えない!?エロ過ぎるアートな“ポルノ写真”をドドっと大放出!
日本映画史に名を刻む伝説的レーベル“日活ロマンポルノ”が約28年間の時を経て、日本を代表する5人の監督の手により再起動された「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」。それぞれの監督の個性が色濃く反映されている本プロジェクトの見どころはもちろん、“10分に1回は絡みあり!”というロマンポルノのお約束を踏まえたエロ過ぎる濡れ場シーンをピックアップ!
例えば、塩田明彦監督のオフビートな恋愛劇『風に濡れた女』(公開中)で描かれるのは、まさに本能むき出しのセックス。前戯の時点で、女が男の首を三角締めしたりと、もはや格闘技と見間違えてしまうほどの激しく求めあう2人。男が住む山小屋でのセックスは、その激しさから、最終的に小屋が倒壊してしまうが、それでも行為を止めないというむさぼり具合…。そんな彼らの姿はエロを通り越して、もはや滑稽にすら感じられてしまうほどだ。
白石和彌監督の『牝猫たち』(17年1月14日公開)は、池袋を舞台に3人のデリヘル嬢の姿を描いた群像ドラマ。怪しげなパーティに参加した3人が、縄で縛られたり、体の自由を奪われたまま薬を飲まされてセックスをするなど、かなりハードな描写が満載だ。
行定勲監督の『ジムノペディに乱れる』(公開中)では、落ち目の映画監督役で板尾創路が主演。植物状態で入院している妻に見せつけるかのように、病室で看護師と体を重ね合う…という乱れまくった官能シーンを披露している。
中田秀夫監督の『ホワイトリリー』(17年2月11日公開)は、禁断の“レズビアン”の世界に挑戦!女性同士が激しく股間を擦りつけ合うなど、濃密なラブシーンに仕上がった。また、園子温監督が放つアナーキーな問題作『アンチポルノ』(17年1月28日公開)では、主人公が四つん這いにされて、首輪まで掛けられてしまうといったマニアックなプレイまで登場!そうした5人の監督による極私的エロスはどれも必見だ。
さまざまなシチュエーションで繰り広げられる過激な濡れ場は、どれもエロ過ぎるものばかり。黄金期の日活ロマンポルノを知らない若い世代の男子諸君にこそ、映画でしか表現できない体当たり演技の数々をぜひ目撃してほしい!【トライワークス】