米誌が選ぶ、2016年最もファッショナブルだった映画5本
米国版VOGUE誌が、「今年最もファッショナブルだった映画特集」と称して、衣装やインテリアでファッションのインスピレーションを与えてくれた2016年公開映画を選出している。ここでは、最も評価が高かった5本を紹介。
1本目に選ばれたのはパク・チャヌク監督の新作『お嬢さん』(2017年3月公開)。日本統治下にあった1930年代の韓国で、莫大な財産の相続権を持つ令嬢の秀子と、メイドになった孤児の少女、珠子を中心にストーリーが展開していくが、ヴォーグ誌は秀子と珠子のファッションが素晴らしいと絶賛した。
2本目はナタリー・ポートマン主演の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』(2017年3月31日公開)で、こちらもナタリーが演じたジャクリーン・ケネディの60年代風ファッションがビンテージ・ファッションのお手本になるという。
3本目はミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』(2017年2月24日公開)。主演のエマ・ストーンとライアン・ゴズリングが着ている衣装のカラーと、背景の対比が巧妙に計算されていて、たまらなくスタイリッシュだと称賛されている。
4本目はベン・アフレック監督のギャング映画『夜に生きる』(2017年5月公開)。ゾーイ・サルダナ、シエナ・ミラーが、ボブやマルセルウェーブの髪型で挑む1920年代の衣装やバッグがグラマラスで美しいと高評価。
5本目はケイト・ベッキンセール主演の『Love & Friendship(原題)』。1790年代を舞台にした映画だが、ドレスの繊細さと豪華さに目を奪われると同誌は書いている。【UK在住/MIKAKO】
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