映画ランキング - 全米映画
(2024/11/8~2024/11/10)

2024年11月11日 発表(毎週火曜更新)
2024年11月8日~2024年11月10日にアメリカで上映された映画の興行収入ランキングはこちら。『ヴェノム:ザ・ラストダンス』『The Best Christmas Pageant Ever』『Heretic』などがランクイン!(Box Office Essentials調べ)

  • No.1
    1 keep

    ヴェノム:ザ・ラストダンス

    、109分、アクション/SF
    3.6
    4384

    週末興収$16,225,000

    累積興収$114,818,738

    スパイダーマンの宿敵ヴェノムを主役にした「ヴェノム」シリーズ最終章となるアメコミ映画。ヴェノムの秘密を知るシンビオートの創造神“ヌル”が宇宙から飛来。一方、一心同体で過ごしてきたエディとヴェノムは、特···もっと見る

  • No.2
    NEW
    The Best Christmas Pageant Ever

    The Best Christmas Pageant Ever

    公開未定
    -
    0

    週末興収$11,100,000

    累積興収$11,100,000

  • No.3
    NEW
    Heretic

    Heretic

    公開未定
    -
    0

    週末興収$11,016,055

    累積興収$11,016,055

  • No.4
    2 down

    野生の島のロズ

    、102分、アニメ
    4.3
    337

    週末興収$6,650,000

    累積興収$130,887,835

    ドリームワークス・アニメーションによる最新作。野生の島で起動した最新型アシスト・ロボの「ロズ」にひょんなことで愛情が生まれたことから、島の動物たちを巻きこんで起こる奇跡の物語。原作は2016年に出版さ···もっと見る

  • No.5
    3 down
    Smile 2

    Smile 2

    公開未定
    -
    0

    週末興収$5,000,000

    累積興収$60,540,024

  • No.6
    4 down
    Conclave

    Conclave

    公開未定
    -
    0

    週末興収$4,100,000

    累積興収$21,512,705

  • No.7
    11 up

    ANORA アノーラ

    、138分、恋愛/ヒューマンドラマ
    -
    44

    週末興収$2,455,000

    累積興収$7,218,392

    第77回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞した、ショーン・ベイカー監督最新作。NYを舞台に、ロシア系アメリカ人のストリップダンサー、アノーラのジェットコースターのようなロマンスと騒動を、ユー···もっと見る

  • No.8
    5 down
    Here

    Here

    公開未定
    -
    0

    週末興収$2,425,000

    累積興収$9,501,565

  • No.9
    6 down
    We Live in Time

    We Live in Time

    公開未定
    -
    0

    週末興収$2,210,612

    累積興収$21,812,338

  • No.10
    7 down

    テリファー 聖夜の悪夢

    、121分、ホラー
    R18+
    -
    564

    週末興収$1,470,354

    累積興収$53,313,195

    非道の限りを尽くすピエロの恰好をした連続殺人鬼アート・ザ・クラウンによる惨劇を描くダミアン・レオーネ監督作「テリファー」シリーズ第3弾。クリスマスを迎え、聖夜を祝おうとするマイルズ郡の住民たちをアート···もっと見る

感謝祭目前にA24が低予算ホラーで勝負!“ロマコメの帝王”ヒュー・グラント主演『Heretic』が北米ランキングに初登場
感謝祭目前にA24が低予算ホラーで勝負!“ロマコメの帝王”ヒュー・グラント主演『Heretic』が北米ランキングに初登場
感謝祭目前にA24が低予算ホラーで勝負!“ロマコメの帝王”ヒュー・グラント主演『Heretic』が北米ランキングに初登場

ハロウィンが終わってクリスマスへと向かう前に、北米では感謝祭という一大イベントが待っている。映画興行にとっては年間を通して最大の書き入れ時であり、そこへ向けて次週、次々週と強力なビッグタイトルが控えているとなれば、先週末(11月8日から10日)の北米興収ランキングがとてもおとなしい状態になるのは致し方あるまい。
首位を飾ったのは公開3週目を迎えた『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(日本公開中)で、週末3日間の興収は前週比61.4%の1590万ドル。シリーズ初の3週連続No. 1獲得となったわけだが、公開3週目末の3日間の数字だけで比較すると1作目の1800万ドル、2作目の1650万ドルに届いておらず、その点では手放しに喜べるものではなないだろう。それでも累計興収は無事に1億ドルの大台を突破している。 さて今回取り上げたいのは、そんな『ヴェノム〜』を初日の金曜日のデイリー興収では上回ったものの、土日の成績で最終的に2位・3位に敗れるかたちとなった初登場の2作品。2位にランクインしたのはA24製作によるヒュー・グラント主演のサイコスリラー『Heretic』。そして3位にランクインしたのは半世紀以上愛され続ける同名児童小説を映画化した『The Best Christmas Pageant Ever』だ。 週の初めに発表される速報値の段階では、両作品の順位は逆だったが、確定値では上記のようになっている。3221館で公開された『Heretic』は週末3日間で1101万ドル、3020館で公開された『The Best Christmas〜』は同1077万ドルと、その差はわずか24万ドル。1館あたりのアベレージでは後者の方が上回っており、まさに大接戦といえよう。 かたやホラージャンルでもう一方はクリスマス向けのファミリーコメディと、どちらも若干公開タイミングがズレているように思えるのだが、それについては問題なさそう。批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば、両作共に批評家からの好意的評価の割合が90%を超える高スコアを記録しており、なによりどちらも製作費1000万ドル程度のローバジェット。週末興収だけですでに回収済みのよう。 ちなみに『Heretic』は、A24のホラー作品としては『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(23)のオープニング興収をわずかではあるが上回っており、『ヘレディタリー/継承』(18)のそれにも迫る見事な数字を記録。娯楽性の強い作品を除いてホラー映画がヒットしがたい11月に、どこまで数字を伸ばせるのか。A24の底力が大いに試されることだろう。 文/久保田 和馬


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