2007年公開の映画 940作品
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死体写真家・釣崎清隆が10年以上にわたり、“死”をテーマに世界中の無法地帯や紛争地域を取材した13の作品からなる短編集。数々の凄惨な映像から人間の“生と死”に迫る。
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終戦直後の広島を舞台に、銃の所持が禁じられた警察とヤクザたちの死闘や、苦しい時代を必死に生きる人々の姿を描いた人間ドラマ。渡辺謙の息子、渡辺大が映画初主演。
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映画美術の巨匠・木村威夫が、映画監督の鈴木清順やファッションモデルの山口さよこらを起用し、反戦をうたう監督作。馬頭琴の調べを聴いた少年が、幻想的な時空の旅に出る。
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「花田少年史」の原作者・一色まことの人気漫画を映画化。「時をかける少女」のマッドハウスがアニメ制作を手がけ、ピアニストを目指す少年たちの友情を感動的に映し出す。
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2度のアカデミー賞主演女優賞に輝く、ヒラリー・スワンク主演のドラマ。すさんだ生活を送る高校生たちに“書かせること”で希望を与える女性教師の奮闘を感動的に紡ぎ出す。
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中国で興収第1位を記録した感動ドラマ。ある農村で暮らす老人と彼に引き取られた孤児の少女との交流を温かに映し、人の絆や愛情の尊さを訴えていく。
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鬼才デビッド・リンチ監督の「マルホランド・ドライブ」以来5年ぶりとなる長編映画。ある女優の現実世界と劇中劇などが複雑怪奇に交錯する、シュールな幻想スリラーだ。
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ジェイ・Zら、人気ラッパー結集のコメディ。有名レーベルに潜入する記者を捉えた記録映画という設定のもと、現在のヒップホップ界を痛烈に皮肉っていく。
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「キリクと魔女」の鬼才、ミッシェル・オスロ監督の最新アニメ。身分も人種も違う青年2人の冒険が、3DCGで創造されたエキゾチックな中世イスラムの世界で展開する。
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叔父が日本軍の特攻隊員だったと知った日系米国人監督が、日米両軍の生存者に取材したドキュメンタリー。特攻を受けた米駆逐艦からのものなど、戦争当時の貴重な映像も満載。
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実験精神あふれる映画作家ガス・バン・サントによる幻の長編第1作。彼の拠点ポートランドで撮影を行ない、若者たちの刹那的な日々を描いたモノクロの青春映画だ。
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雄大なヒマラヤ山脈の絶景を収めたドキュメンタリー。初めての登山にチャレンジする盲目の子供たちの奮闘と、彼らをサポートする大人たちの葛藤を映し出す。
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アジアン・ホラーのヒットメーカー、パン兄弟のハリウッド・デビュー作。多感なティーンの少女を襲う心霊現象を、家族愛のドラマを絡めて描く恐怖映画だ。
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音響デザイナーとしても活躍するゲイリー・ライドストロムの短編初監督。長篇「レミーのおいしいレストラン」と同時上映された。
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戦前の沖縄で、音楽の素晴らしさを伝えようとした音楽家・宮良長包。彼の教え子らの証言などを交え描くドキュメンタリータッチのドラマ。主演の池田卓は、西表島出身の歌手。
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心に傷を抱える双子の兄弟と、彼らにひかれた男子大学生のせつない思いと友情を描く青春ドラマ。舞台やテレビで活躍する斎藤工が、性格の違う双子の2役を好演する。
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“反核”を訴え続ける日系三世のスティーブン・オカザキ監督。彼が広島、長崎の被爆者14人と原爆開発に関わった科学者らの証言を集め、現代人に警鐘を鳴らすドキュメンタリー。
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母親がカルト教団に入信した事を知った青年が、母との対話や家族の日常を映したドキュメンタリー。心理学者やカウンセラーとの対話から、母親を追い詰めたものを探ってゆく。
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童謡をモチーフにした2部構成のサスペンス・ホラーの後半部。安めぐみ扮する音響の専門家であるヒロインが、「表の章」で描かれた大量殺人の謎解きに挑む。
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95歳の映画監督・新藤兼人の戦争体験をもとにした実録ドラマ。新藤が当時の様子を語るドキュメント部分を交え、軍隊の不条理をおかしくもせつなく描く。