メル・ギブソン
Mad Max
荒涼たる砂漠と化した近未来の地球を舞台に子供だけの国の存亡をかけて闘うマックスの姿を描く「マッドマックス」シリーズ第3弾。製作は監督・脚本も手がけた、前一・二作に続くジョージ・ミラー、共同監督はジョージ・オギルヴィー、共同脚本はテリー・ヘイズ、撮影はディーン・セムラー、音楽はモーリス・ジャールが担当。出演はメル・ギブソン、ティナ・ターナーなど。
核戦争で荒廃した近未来の地球。豚メタンガスでエネルギーを製造し、物々交換で市場が成り立っている街、バータータウン。そこに疲れきったマックス(メル・ギブソン)が辿りつく。街を見はらす塔の頂に君臨する地上世界の支配者、アウンティ・エンティティ(ティナ・ターナー)は、屈強な部下たちにマックスを急襲させる。この“オーディション”をクリアし、エンティティのメガネにかなったマックスは、この街の地下世界を支配する巨人のプラスター(ポール・ラーソン)と、小人のマスター(アンゲロ・ロッシト)の二人組、マスター・プラスターと闘うことをエンティティから命じられる。マックスは、街の中央に設けられた闘技場、サンダードームで相手のプラスターを倒す。しかし、仮面の下のプラスターのあどけない顔を見てとどめを刺すのをためらう。プラスターはエンティティの部下に殺され、マックスは砂漠に追放されてしまう。砂漠で気を失ったマックスは、一人の少女に助けられる。彼女に連れられて辿り着いた場所には、3歳から16歳までの子供だけの集団がいた。子供たちは、いつの日かパイロットのキャプテン・ウォーカーが救いに来てくれると信じており、マックスをウォーカーだと思い込む。ある日、数人の子供たちが集団を抜け出し、バータータウンへ向かってしまう。マックスは残された子供たちと共に後を追い、バータータウンで失脚したマスターと手を組んで、エンティティ一一派に立ち向かう。
Mad Max
Aunty Entity
The Master
Savannoh Nix
Scrooloose
The-Collector
Ironbar
監督、脚本、製作
監督
脚本
撮影
音楽
美術
美術
字幕
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