マッドマックス2|MOVIE WALKER PRESS
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マッドマックス2

1981年12月19日公開,95分
R15+
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石油パニックに陥った退廃的な社会を背景に凶悪化したハイウェイの殺し屋たちに挑む一匹狼の警官マックスの活躍を描くアクションで「マッドマックス」の続篇。製作はバイロン・ケネディ、監督は前作と同じジョージ・ミラー、脚本はミラーとテリー・ヘイズとブライアン・ハナント、撮影はディーン・セムラー、音楽はブライアン・メイ、美術はグラハム・ウォーカーが各々担当。出演はメル・ギブソン、ブルース・スペンス、ヴァーノン・ウェルズ、エミール・ミンティ、マイク・プレストンなど。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

警官をしていたマックス(メル・ギブソン)は、暴走族との戦いの最中、妻子を殺され、今は何の望みもない日々を送っていた。中東の産油地帯が戦争によって潰滅し、世界は石油パニックに陥り、滅びかけていた。人々はいくつかのグループに分かれ、ガソリンを奪い合う熾烈な戦いが展開されていた。スーパーチャージャーV8インターセプターを駆って荒野を旅するマックスは、ガソリンを狙ってくる暴走族と戦い、日々を生き延びていた。マックスは、ジャイロコプターに乗るジャイロ・キャプテン(ブルース・スペンス)という男と出会い、連れていく。やがてマックスは、凶悪なリーダー、ヒューマンガス(ケル・ニルソン)率いる暴走族の一団に包囲されている精油所を見つける。パッパガーロ(マイク・プレストン)をリーダーとする精油所の一団は、ここをを脱出し、緑豊かな土地を目指す計画を練っていた。マックスは彼らと取引し、ガソリンタンクローリーをけん引するトレーラーを持ち帰る。約束のガソリンを受け取り、立ち去るマックス。しかし、暴走族の襲撃に遭い、負傷してしまう。精油所で手当てを受けたマックスは、パッパガーロ達に協力を申し入れ、トレーラーの運転を志願する。複数の車両に分乗し、精油所を脱出する一団と、全力で追跡を開始する暴走族。爆走する両者間に壮絶な戦いが始まった。

作品データ

原題
Mad Max II
映倫区分
R15+
製作年
1981年
製作国
オーストラリア
配給
ワーナー・ブラザース
上映時間
95分

[c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    フジ三太郎

    4.0
    2020/9/13

    他のレビューにあるとおり、前作のデートムービーみたいなイチャイチャが無い分、純粋にアクションとして楽しめる。昔はコテコテのアクション映画と恋愛映画を2本立てで上映して、カップルに鑑賞させていた。それを1本にまとめた前作には無理があった。
    今作は、ほぼ最初から最後までアクションのみ。
    石油精製所を遠くの丘から見つめるマックスとヘリパイロットと犬。その構図がセルジオ・レオーネのマカロニ・ウエスタンでもあり、黒澤の「隠し砦の3悪人」風であり、メル・ギブソンがイーストウッドや三船に見える。やがて凶暴な敵のそばを通り、トレーラーを陣地内に運ぶ作戦が決行。この件もマカロニ・ウェスタン風。そして精製所からの大脱出と移動しながらの敵との大戦争。
    1か所の戦場で戦う代わりに移動する戦場での戦闘シーンは、おそらく本作がはじめてではないか。独特の迫力がある。強いて言えば、幌馬車隊にインディアンが襲い掛かる図か。悪役武闘派No.2のウェズ役バーノン・ウェルズがモヒカン頭なのも意識しているし。※ウェルズは本作から数年後、シュワちゃん「コマンド―」の敵役として活躍。
    また、前作では悪党たちは主にKawasakiのロードバイクだったが、本作ではさすがにオフロードマシンがメイン。荒野を縦横無尽に走り回るのだから当たり前だが。
    惜しいのは敵ボスが仮面を被ったままで素顔が見えないため、今では間抜けに見えること。善玉の精製所の女性リーダーとか、ブーメランの少年とか、本作からちらほらと、ミラー監督が女性や子供の描写を好むことがほの見える。
    最新作「怒りのデス・ロード」は設定こそ違うが、ほぼ本作のリメークだと思う。たしかにハリウッド映画ほどには洗練されてないが、広いオーストラリアの荒野と真ん中を突っ切る道路を存分に使ったアクションは見事。冒頭のマックスとウェズの戦いにさりげなくカンガルーの死体が転がっているのも、オーストラリア映画だぞ、と主張している。

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