メル・ギブソン
Max
石油パニックに陥った退廃的な社会を背景に凶悪化したハイウェイの殺し屋たちに挑む一匹狼の警官マックスの活躍を描くアクションで「マッドマックス」の続篇。製作はバイロン・ケネディ、監督は前作と同じジョージ・ミラー、脚本はミラーとテリー・ヘイズとブライアン・ハナント、撮影はディーン・セムラー、音楽はブライアン・メイ、美術はグラハム・ウォーカーが各々担当。出演はメル・ギブソン、ブルース・スペンス、ヴァーノン・ウェルズ、エミール・ミンティ、マイク・プレストンなど。
警官をしていたマックス(メル・ギブソン)は、暴走族との戦いの最中、妻子を殺され、今は何の望みもない日々を送っていた。中東の産油地帯が戦争によって潰滅し、世界は石油パニックに陥り、滅びかけていた。人々はいくつかのグループに分かれ、ガソリンを奪い合う熾烈な戦いが展開されていた。スーパーチャージャーV8インターセプターを駆って荒野を旅するマックスは、ガソリンを狙ってくる暴走族と戦い、日々を生き延びていた。マックスは、ジャイロコプターに乗るジャイロ・キャプテン(ブルース・スペンス)という男と出会い、連れていく。やがてマックスは、凶悪なリーダー、ヒューマンガス(ケル・ニルソン)率いる暴走族の一団に包囲されている精油所を見つける。パッパガーロ(マイク・プレストン)をリーダーとする精油所の一団は、ここをを脱出し、緑豊かな土地を目指す計画を練っていた。マックスは彼らと取引し、ガソリンタンクローリーをけん引するトレーラーを持ち帰る。約束のガソリンを受け取り、立ち去るマックス。しかし、暴走族の襲撃に遭い、負傷してしまう。精油所で手当てを受けたマックスは、パッパガーロ達に協力を申し入れ、トレーラーの運転を志願する。複数の車両に分乗し、精油所を脱出する一団と、全力で追跡を開始する暴走族。爆走する両者間に壮絶な戦いが始まった。
Max
Gyro Captain
Wez
Feralkid
Pappagallo
Humungus
Warror Woman
Curmudgeon
監督、脚本
脚本
脚本
製作
撮影
音楽
美術
字幕監修
[c]キネマ旬報社