亡国病患者:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
亡国病患者
亡国病患者
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亡国病患者

1926年公開
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「恋のネルスン」の監督者たるリヒャルト・オスワルド氏が監督製作した性病風刺映画で、「芸術と手術」「我れ若し王者なりせば」等出演のコンラート・ファイト氏が主演し、メアリー・パーカー嬢、ワルター・リラ氏、フリッツ・コルトナー氏、エルガ・ブリンク嬢、フリーダ・リヒャルト嬢等が共演している。無声。

ストーリー

画家ポール・ハーディングと医者ジョージ・マシュウスとは親友であった。ポールは芸術家らしいボヘミアンで放縦な生活を送っていたのに反し、ジョージは医は仁術なりと信じている篤志家で事故の職務の前には如何なる犠牲をも敢て払うのだった。その結果、ジョージは深く愛している己が婚約者レオニイ・パーソンを失わねばならなくなった。彼女はジョージの態度を軽率に判断して愛なきものと誤解した。そしてポールの芸術家らしい情熱に魅惑され、ジョージとの婚約を破棄してポールと結婚した。ポールは放縦な生活の代償たる性病に犯されていて、ジョージから結婚を見合わせよと言われたのを、嫉妬のあらわれと曲解し、いかさま医者の施薬で病気を一時抑えていたのだった。その結果、ポールの病毒はレオニイに感染し、一女インゲを生み落すと間もなく彼女は死んで仕舞った。ポールはインゲをジョージに頼んで何処ともなく立去った。その後十数年の歳月が流れ、インゲはジョージの息子バートと恋仲になっていた。ジョージは息子が彼女と結婚する事には賛成出来なかった。娘に逢いたさに落魄したポールがある日帰って来た。そして忌まわしい病気に身体を蝕まれたポールは、ジョージの投薬も救い難き状態にあった。ポールが臨終の折にジョージはインゲを息子バートの嫁にしてやると言った。ポールは感謝の笑みを浮かべて息を引取った。

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作品データ

原題
Should We Be Silent
製作年
1926年
製作国
ドイツ
配給
エメルカ映画社
初公開日
1926年
製作会社
エメルカ


[c]キネマ旬報社