火焔の船:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
火焔の船
火焔の船
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火焔の船

1924年公開
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新しく組織されたチャドウィック映画で本邦に於て最初に封切りされる作品である。原作はハーキンス氏及びバーバー氏合作の舞台劇をハント・ストロンバーグ氏が自ら監督製作したもので、主役には「愛国の喇叭」のマッジ・ベラミー嬢、「ポンジョラ」「夜の怪鳥」等出演のジョニー・ハロン氏、「危険なる処女時代」等出演のヘレン・ジェローム・エディー嬢等が扮しその他チャールズ・マレイ氏、ビリー・フラネー氏等の喜劇俳優が消防船の乗組員に扮して大活躍をしている。

ストーリー

ジョン・ファーガスン船長は妻のメリーと子供のコリンと共に航海中大暴風雨に逢って難破した際、アンダースンと云う無法な船乗りは無情にもメリーのみを助けてファーガスン父子を救命艇に残したまま去った。ファーガスンはアンダースンの部下と争って盲目にさせられたが、妻を奪われた怨みは何時かは晴らそうと心に誓った。メリーはアンダースンの毒手を逃れるために自殺してしまう。18年の後コリンは消防船の乗組員と成っていたが許嫁モリーの姉エムマから慕われていた。ある暴風雨の夜難破した船から救われた男こそファーガスンの仇敵アンダースンであった。之を知った老船長の老朽ちた肉体は復讐の一念に燃えて青春の力を恢復した。アンダースンの放った弾丸にエムマは倒され、アンダースンは老船長の手に掛かって殺される。老船長の息子コリンとモリーとは新しい生活に入る事が出来た。

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作品データ

原題
The Fire Patrol
製作年
1924年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル支社輸入
初公開日
1924年
製作会社
チャドウィック映画


[c]キネマ旬報社