津軽 TSUGARU:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
津軽 TSUGARU
津軽 TSUGARU
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津軽 TSUGARU

1989年7月1日公開
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青森県出身の津軽方言詩人・高木恭三の詩集「まるめろ」をモチーフに、初老の男の魂の彷徨を描く。脚本・監督はPFF出身の五十嵐匠、撮影は「漂流教室」の志満義之がそれぞれ担当。

ストーリー

初老の男が40年ぶりに故郷へ帰り、水たまりを歩いていく。そこは廃墟と化し、一人の盲目の女が住んでいた。朽ち果てた荒寺で、女は死んだ愛人の奥歯をしゃぶっている。また、愛人を想う女の心の中では、一匹の鬼が舞っていた。女に誘われるまま辿りついた廃屋で男を迎えたのは、懐かしい死んでいった人々だった。彼らの髪や爪などが匂いを帯びて叫んでいる。男は死んでいった人々の匂いに誘われるかのように故郷という迷宮へと墜ちていくのだった。

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作品データ

製作年
1989年
製作国
日本
初公開日
1989年7月1日
製作会社
五十嵐プロ


[c]キネマ旬報社