暁の市街戦:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
暁の市街戦
暁の市街戦
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暁の市街戦

1953年5月27日公開、90分
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「喧嘩笠(1953)」の高岩肇、「蛇と鳩」の舟橋和郎、「むぎめし学園」の館岡謙之助の共同脚本によって「蛇と鳩」の春原政久が監督にあたった。佐藤三郎、黛敏郎がそれぞれ撮影、音楽を担当。「七番街襲撃」の宇佐美諄、「魚河岸の石松」の折原啓子、「権九郎旅日記(1953)」の月丘千秋、「加賀騒動」の三島雅夫、「母子鳩」の宮城千賀子、「山下奉文」のボブ・ブースなどが出演する。

ストーリー

黄昏の銀座で人が殺された。被害者の恋人片瀬ふみ子は犯人のジョージの顔を目撃したので後難をさけるため宮本警部補の家にひきとられた。警視庁は密輸団一味をホシとにらみ活動を開始し、宮本は彼らが銀座に営んでいるコールマン商会を探りに出かけたが、首魁土井に巧みにあしらわれた。一味の久保は足を洗って恋人明枝と新しい生活に入ろうとしていたが、仲間にみつかり殺されようとするまぎわ、明枝の機転で危く脱出、房州の知人宅に身をかくす。一方、警視庁側の動向を憂慮した土井は冷酷にも仲間の福原を誣告、目撃者ふみ子の否定によって彼が釈放されるや、ただちに射殺する。するうちに、房州の恋人たちは生活に困窮し、たまりかねて上京した明枝は一味の手におち、彼らの本拠クラブ・サファイヤに監禁される。後を追って上京した久保はコールマン商会でジョージをつかまえ争う折から、張りこんでいた宮本に取り押えられる。リンチをおそれて仲間を裏切れなかった彼も、宮本に説得され、工夫に変装してサファイヤにもぐりこんだ。彼の連絡によって武装警官隊がクラブをとりかこんだとき、悪辣な土井が宮本の幼い娘恵子を人質に拐かしたことがわかり、宮本の顔は苦痛にひきゆがむ。が、思い決した彼の自動小銃の発射をきっかけにはげしい銃撃戦がまきおこり、一味は悉く射殺された。人質の恵子はあわやという刹那、土井の情婦ユキのわずかに残された真情に救われ、久保も乱戦の中から明枝をたすけ出すことができた。恵子になつかれたふみ子は彼女のお母さん、つまり宮本の妻となることになった。

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作品データ

製作年
1953年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1953年5月27日
上映時間
90分
製作会社
東映東京


[c]キネマ旬報社