女人の館:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
女人の館
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女人の館

1954年11月23日公開、98分
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読売新聞に連載された白川渥の原作を「晩菊」の井手俊郎が脚色し、「その後のウッカリ夫人とチャッカリ夫人」の春原政久が監督に当る。撮影は伊佐山三郎が当る。出演者は「泥だらけの青春」の三國連太郎、「えくぼ人生」の北原三枝、「愛人」の尾棹一浩のほか、関千恵子、岸輝子、千田是也など。

ストーリー

周一郎が上京したあと、丹野家は丹野夫人、周一郎の許嫁万津子、画家の江木高代、風巻シズ、大学の研究室に勤めるインテリ南部光江、婆やと全く女だけになった。或る日、周一郎の学校長の紹介で、瀬戸内海の孤島から来たという矢田八郎が二カ月契約で強引に住み込んだ。江木高代はすぐ八郎と飲友達になったが、万津子は八郎とよく口論した。或る夜怪しい男が風巻シズの部屋をうかがっているのを八郎が発見したことから、彼は信額の的となった。井野川鉄子はシズと井野川社長の関係を知り、丹野夫人を通して八郎に見張役を命じた。高代が東京のデパートで個展を開いた時、周一郎が芝山順子をつれて訪れた。また周一郎が風邪をひいた時、順子が看病をした。これを聞いた丹野夫人は大急ぎで万津子を上京させた。万津子は危険な近親結婚をやめるのが本当の愛情だと周一郎にさとされ、淋しく帰郷した。契約日数が過ぎ、八郎は近くの海光寺の住職の許に移ったが、夜廻りは続けることになった。ある夜、八郎につかまった井野川社長は、鉄子夫人の手前、シズを彼女の愛人岡田と強引に結婚させた。丹野夫人と万津子が海光寺に行った時住職と八郎が夫人を住職の、万津子を八郎の妻にすると話し合っているのを聞き憤慨したが、万津子はつい八郎の夢に引き入れられて八郎を自分の夫にと思うようになった。二人が家へ帰った時、意外にも南部光江が恋人と抱きあっている姿がみられた。

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作品データ

製作年
1954年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1954年11月23日
上映時間
98分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社