最後の戦線:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
最後の戦線
最後の戦線
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最後の戦線

1926年公開
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コートニー・ライリー・クーパー氏作の物語をウィル・M・リッチー氏が脚色し、「滅び行く民族」「白馬王国」等と同じくジョージ・B・サイツ氏が監督したもので、主役は「地獄極楽」「昨日への道」等出演のウィリアム・ボイド氏と「無心の大空」「決勝裸一貫」等出演のマーゲリット・ド・ラ・モット嬢が演じ、「3悪人」「愛馬の面影」等出演のJ・ファーレル・マクドナルド氏、「人間砲弾」「荒馬殺到」等出演のジャック・ホキシー氏を始めミッチェル・ルイス氏、グラデイス・ブロックウェル嬢、サリー・ランド嬢、フランク・ラクティーン氏等が共演している。

ストーリー

1867年のことである。南北戦争のために貧乏になったハリデイ大佐は西部へ行って一儲けしようと考え、妻と愛娘ベスとを伴い幌馬車隊に加わってカンサス州のサリナを指して進んだ。大佐がこの危険な旅行を敢えてしたのはベスの婚約者で軍籍に身を置くトム・カービーの勧めに依るので、親孝行のベスは万一両親の身に間違いでも起こったらトムを赦すまいと決心していた。ところがベスの杞憂は不幸にして事実となり、スウ族インディアンの酋長ポーニー・キラーは大挙して幌馬車隊を襲撃し、ハリデイ大佐夫妻は非常の死を遂げた。この幌馬車隊を引率していたトムの親友たるワイルド・ビルはスウ族襲来の報をしてバッファロー・ビル・コディーの救援を求めた。死を免れたベスはシンディアンと貿易をしているライジ・モリスの家に寄寓することになった。トムはライジに巨額の金を与えてベスの世話をするように頼んだが腹黒いライジは自分がベスに横恋慕しているので、そのことは知らせなかった。トムはワイルド・ビルに勧められカスター将軍の旗下に加わってインディアンとの問題を平和に解決することに努めた。ライジはベスのトムがインディアンと内通して大佐を殺させたのだと告げた。バッファロー・ビルはインディアン反乱の兆を認めたがカスター将軍は強行手段を取ることを禁じた。しかるにスウ族は白人虐殺を始めポーニー・キラーはサリナの町に野牛の大群を追い込む計書を立てた。その頃町の酒場でライジがベスを侮辱しる言辞を弄しているのを聞いたトムは怒ってライジを懲した。ライジの家政婦シンシアはすべての事実をベスに打ち明けライジの不誠実を知らせた。ベスがトムを探して歩いている頃野牛の大群は刻々と町に近づいていた。が幸いベスはトムと廻逢い共に溝に非難した。平和主義にカスター将軍も遂にインディアンと戦端を開いた。敗北したキラーはライジを殺した。かくてトムとベスは理解し合い愛し合った。

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作品データ

原題
The Last Frontier
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
欧米映画社
初公開日
1926年
製作会社
ビー・ディー・シー映画


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