ダニー・ブーン
バジル
「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督がユニークなストーリーで“脱・戦争”を描いたファンタジー。事故で頭に銃弾が残ってしまった男が、ユニークな仲間たちとともに武器商人たちに仕返しを企む姿を映し出す。ジュネ監督作品ではおなじみのドミニク・ピノンが人間大砲のギネス記録を持つ男役で怪演を披露する。
※結末の記載を含むものもあります。
発砲事件に巻き込まれ、頭に銃弾が残ってしまったバジルは入院中に仕事も家も失い、ホームレスに。やがて、回収した廃品をユニークなものに改造して暮らす集団の一員となった彼は、ある日、自分の人生をぶち壊した犯人である銃弾を造った会社と、父親の命を奪った地雷製造会社を発見。仲間の協力を得て、2社に仕返しを企む。
バジル
ニコラ・ティボー・ドゥ・フヌイエ
レミントン
フラカッセ
ラ・モーム・カウチュ
フランソワ・マルコニ
タンブイユ
プラカール
プチ・ピエール
カルキュレット
夜警
ジェルボー
リバルスキー
マテオ
グラヴィエ
反逆者のボス
セルジュ
ローラ
シセ夫人
シセ氏
淫乱な技術者
そのパートナー
バジル(子供時代)
監督、脚本、プロデューサー
脚本
撮影、スチール
音楽
プロデューサー
プロデューサー
編集
キャスティング
美術
衣装デザイン
助監督
スクリプター
ライン・プロデューサー
スクリプター
録音
メイク
特殊メイク
特殊メイク
音響効果
スタント・コーディネーター
スタント・コーディネーター
特殊効果
2009 [c]EPITHETE FILMS - TAPIOCA FILMS - WARNER BROS. PICTURES - FRANCE 2 CINEMA - FRANCE 3 CINEMA [c]キネマ旬報社
設定が楽しいし、テンポも映像も素敵です。変わり者がたくさん出てきますが、みんな楽しい人ばかり! 映画館のポイントが貯まったご褒美で貰えるただチケットで見れたので、すごく得した気分です。
ジュネ節健在ですねえ。いろいろと黒い黒い(笑)。 若い人はつまらんかもしれませんねえ。 おとぎ話のようなアホな冒険があって、良き者に小さな幸せがやってくる、という展開が「デリカテッセン」タッチな一本でした。
地雷除去作業中、地雷が爆発し命を落とした父、母はそのショックで入院、バジルは孤児院に入れられるが馴染めず脱走。 そして30年、バジルはビデオレンタルの定員をしていたが、ある事件に巻き込まれ、頭に銃弾を受ける。 そして職を失いホームレス!! なんて不運な男(;一_一) そんなバジルにプラカールは声をかけ、隠れ家に連れて行き、家族として迎い入れる。 言語オタク、人間大砲、軟体女、料理番、ギロチン男、発明家、計算機女......、なんだか奇妙な家族との生活が始まる。 ある日父の死の原因となった地雷を製造した会社と、自分の頭の中にある銃弾を製造した会社を見つけ、バジルは復讐という名のいたずらを思いつき、家族たちにも協力してもらうのだが................。 ま~ぁ、みんなユニークな人間の集まりだから、復讐といっても大がかりないたずらといった感じ!! 作戦も見事で、意地悪ばあさん的に面白い。 そしてみんな奇妙でキモカワイイ!! バジルのラブシーンまであるとは思いませんでした。