
阿部寛
オオシロヒカル
小さな弁当屋を営むかたわら、無料音楽スタジオ「あじさい音楽村」を設立、ミュージシャン志望の高校生たちを応援した故・仲宗根陽の実話を映画化。本作が初メガホンとなる熊澤誓人監督は、実際の弁当屋とスタジオがある沖縄県本部町でオールロケを行い、奇跡のような号泣ストーリーにしっかりとした現実感を与えている。
※結末の記載を含むものもあります。
沖縄県の片田舎で弁当屋を営む大城陽は、常連客の高校生バンドが練習場所に困っていることを知る。ある理由から彼らを助けたいと思った陽は、自ら借金をしてスタジオを作り、無料で解放することに。ときに優しく、ときに厳しい陽を高校生たちは“ニイニイ”と呼んで慕うように。ところがある日、陽は病に倒れてしまう。
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