ストリート・ガール:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ストリート・ガール
ストリート・ガール
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ストリート・ガール

1929年公開
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「煩悩」「ウィリー・リヴァー」のベティー・カンプソン嬢がR・K・O社入社第1回の主演映画で、W・ケーリー・ウァンダリィー氏の原作「ウィーンの仇者」よりジェーン・マーフィン女史が脚色し「うわさ」「夢の港」のウェスリー・ラッグルス氏が監督したもの。上記主演者のほかに「焼き餅騒動絹の靴下」のジョン・ハロン氏、「野球時代」「恋愛行進曲」のジャック・オーキー氏、ネッド・スパークス氏、ガイ・バッコラ氏、イヴァン・レベデフ氏等が出演している。カメラは「電話姫」のレオ・トーヴァー氏担当。

ストーリー

イースト・サイドの安酒場のジャズバンドをやっているマイク、ジョー、ピート、ハッピーの4人はある日勤め先からの帰途、酔っぱらいにつかまって困っている娘を助けてやる。そして自分たちの下宿へ連れて来る。娘はフレディー・ジョイゼルというハンガリアの一小国アラゴン生まれの乙女だがある料理店から暇を出され泊まるべき家もない哀れな身の上であった。4人は大いに同情して彼女のため寝室を1つ提供してやる。ジョイゼルは感謝しながら彼らと共に暮らすことになった。ところが現在働いている酒場から4人がもらう報酬は余り少なすぎるというジョイゼルの意見に4人は酒場に向かって値上げの交渉を開始するがみごと失敗に終わって一同はバッサリ首となる。気の毒に思った彼女は同郷人ケッペル老人の経営する「小さなアラゴン」という料理店に行き以前の酒場よりもよい値で一行を売り込み彼女自身もヴァイオリンが弾けるところからメンバーに加わる。料理店はそのため有名となり大繁盛をする。この頃から一行中のマイクとフレディーとは恋仲となる。この時、ちょうどアメリカへ来られたアラゴン王国の王子ニコラスは一夜この料理店へ御来臨になりフレディーが御前で演奏した1曲に殊のほか興ぜられそれ以来数回彼女と食事を共にせられた。マイクの心は穏やかでない。彼は王子のホテルを訪れ自分の偽らざる心を打ち明けた。王子は微笑と共に彼の疑念を一掃し娘の心が彼にあることを告げられた。朗らかな気持ちとなったマイクは喜び勇んで帰って行った。そしてケッペル老人が5人のために特にこしらえた壮麗なナイトクラブの舞室にマイクもフレディーも意気揚々と唄い踊るのであった。

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作品データ

原題
Street Girl
製作年
1929年
製作国
アメリカ
配給
東西映画配給
初公開日
1929年
製作会社
R・K・O映画


[c]キネマ旬報社