ジェームズ・フランコ
ウィル・ロッドマン
SF史上に輝く名作『猿の惑星』シリーズの“エピソード0”ともいえるSFドラマ。現代のサンフランシスコを舞台に、驚異的な進化を見せる一匹の猿の物語が描かれる。『アバター』のWETA社が猿のCGを担当し、動きだけでなく内面までをも表現した圧倒的なリアリティに注目。主演は『127時間』のジェームズ・フランコ。
※結末の記載を含むものもあります。
製薬会社に勤める神経科学者のウィルは、アルツハイマー治療薬を開発していた。ある日、妊娠していた実験台のチンパンジーが凶暴化し射殺される。ウィルは残された赤ん坊をシーザーと名付け、親子のように暮らし始めた。シーザーは驚異的な知性を発揮するが、ある誤解から施設に入れられ、人類を憎悪するようになる。
ウィル・ロッドマン
キャロライン・アラニャ
チャールズ・ロッドマン
ジョン・ランドン
ダッジ・ランドン
シーザー
Hunsiker
ロバート・フランクリン
ロドニー
アイリーナ
スティーブン・ジェイコブス
歩道上の母親
モーリス
パーティーガール
[c]2011 Twentieth Century Fox Film Corporation [c]キネマ旬報社
ほかの人たちの評価が高いので観に行きました。 ストーリーは、こじんまりとまとまっているけれど、私には他のシリーズ作品を見ていないというハンデもあって、せいぜい★★★ぐらいしか楽しめませんでした。 しかしこの映画、どうして3D作品にしなかったんだろうな。不思議です。 ※告知※ 今後、私のレビューは「映画コム」のほうに順次移行し、ムービーウォーカーに書いていたものは、移行終了後に削除することにしております。ご了承ください。
オリジナルの第一作をリアルタイムで観たときの衝撃は・・・。もちろんラストシーンもあるのですが、 1.人間が狩られる! 2.人間が(狩りの獲物として)吊るされる というところがありました。 我々が「異物」によって、征服されるところが凄くて、これはこれまで征服することによって、新大陸を開拓していったアメリカ人のDNAに何か無意識的な「征服される恐怖」があり、それを描いたものかと思いました。 つまり、当時は冷戦真っ只中で、いつ「ロシア人」がアメリカを蹂躙するか、分からない世の中だった訳でしょう。その中で我々が動物のように「吊るされる」ところが最大の恐怖でした。 それともうひとつは「言葉」です。猿は話し、人間は話せないということが「猿の惑星」での約束事でした。そして到着した3人の宇宙飛行士の内、一人は剥製にされ、もう一人は脳を手術されて話せなくなっている、残るチャールトン・ヘストンは当然、話そうとするのですが、ノドを撃たれて話せない。本当は言葉が分かるんじゃないかと疑問を持ったメスの科学者が・・・、という話でしたよね。 そして今回のリメイクで感動したのは、まさにこの部分を下敷きにしていて、シーザーに"No!"と言わせたことです。奴隷が主人に向かって"No!"と言うような「一撃!」。確かに「猿の惑星」の遺伝子ですね。ドキドキしました。
これは怖い。。。 観ていくうちにどんどん怖さを感じてしまいました。 シーザーの表情に怖さを感じ シーザーの知能の発達に怖さを感じ 人間の愚かさに怖さを感じ 地球の行く末に怖さを感じました。 シーザー自身、思わぬ方向に進でいく 自分の運命に戸惑いを感じたことでしょう。 なぜ地球が猿の惑星になってしまったのか これで謎が解けました。 最後のエンドロールまで見逃さないようにしないと この謎はボンヤリしたままになっちゃいます。 すごく面白かった。。。
シーザーに気持ちが同期して行くので、自然と居住まいを糺してスクリーンを観ている自分に気付かされる。人間の役では、ハリポタのドラコがまたもや屈折した悪役ぶりで印象に残った。
猿の表情に見とれて、今日は睡魔が訪れる暇もなく、観入ってしまった~~~ぁ。 どれが本物使ってどれがCGなのって思ったけど、撮影は全部CGで、本物は一切使われてないらしい。でもかなりリアル!! 猿を甘く見んなよ........ってな感じで、猿の仲間意識は半端ない。 愛情・嫉妬・優しさ・怒りなどなど..............、猿の心の内もグサッとくる。 猿たちの反撃は、ちょっと「ファイナル・デッドブリッジ」みたいな感じもあった。 最後はちょっとホロリときましたね。 このお話、意外ときれいに仕上げてあるな~と!! 良かったです。お勧めかな!?