スポーツの女神:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
スポーツの女神
スポーツの女神
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スポーツの女神

1925年公開
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ジェラルド・ボーモン氏作の小説をチャールズ・E・ウィティカー氏が映画的に改作しトム・ジェラティー氏が執筆した台本によって「受難のテス」「海の洗礼」等主演のブランシュ・スウィート嬢で、「ロモラ」「ステラ・ダラス(1925)」等出演のロナルド・コールマン氏と「奇跡の薔薇」「極光に踊る女」等出演のリュ・コディー氏が共演し、ジョージ・フォーセット氏ハンク・マン氏、ジョセフィン・クロウェル嬢、アーサー・ホイト氏等が助演している。

ストーリー

スコットランドの貴族グレイル家の令嬢ゲンドリンは馬から落ちて気絶していた。医師志願の貧乏青年ドナルド・マッカレンは人知れず令嬢を恋していたが身分の相違を考えて想いを打ち明けなかった。ドナルドは親切に令嬢を介抱して乗馬しない様に勧めたが令嬢は承知しなかった。彼女の父は男の子でなしに女の子を持ったことを嫌いパリに滞留して故郷に帰ろうとしなかった。が娘の恨言を述べた手紙を見て帰る気になりポルトガルの侯爵カルロスを伴って来た。侯爵はゲンドリンと結婚して借金のかたをつける算段だった。欧州大戦が始まった時ドナルドはゲンドリンの許に来て分かれを惜しんだ。令嬢は初めて自分の恋を打ち明けて彼の凱旋を待つと言った。平和克服の後ドナルドはカルロス侯爵がゲンドリンと婚約したとのことをパリで聞き怒った。そうして彼女に会っても冷淡に構えた。ボート競走の折侯爵は自分の弟がオックスフォード方の選手であるのを幸いに故意に負けさせる契約をして賭に勝ちゲンドリンと正式に婚約した。彼女はドナルドが全く自分に構わぬのだと思い自暴自棄になった。ドナルドは侯爵の悪計を知って彼女に告げたので彼女は侯爵と破約し彼をパリに追い払った。彼女は狂気の如く暴風雨中に走り出て沼に落ちたのをドナルドに救われた。そうして二人は結婚した。侯爵は金持ちの寡婦と結婚したとやら。

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作品データ

原題
The Sporting Venus
製作年
1925年
製作国
アメリカ
初公開日
1925年
製作会社
メトロ・ゴールドウィン映画


[c]キネマ旬報社