世界の涯:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
世界の涯
世界の涯
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世界の涯

1921年公開
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ベティー・カンプソンがパラマウントのスターとしての第1回作品で、「仮面の毒婦」と同じくペンリン・スタンロウズの監督である。原作はアーネスト・クライン作の戯曲で、これをアデレード・ヒールブロン女史が脚色したもの。「我が妻を見よ」出演のミルトン・シルスが相手で、そのほかにミッチェル・ルイスやカッスン・ファーガソンなどという珍顔も見える。

ストーリー

かつては大学教授であったテレンス・オディは、今は娘のチェリーを連れて上海の暗黒街にある堤灯カフェーという怪しげな酒場の主人となり、娘をおとりに浮かれ男の金をまき上げていた。彼は娘に、男は金を取った揚げ句笑ってやれば良いのだと教え込んでいたが、チェリーは小説家のゴードン・ディーンが来た時、彼ばかりは違った男であることを知り、若い胸に恋の芽は咲き出でたのである。テレンスの死後娘は銀行家のウィリアム・ブレインと結婚したが、彼の使用人ハーヴェイ・アレンは主人の金をごまかしては、チェリーの歓心を買わんとしていた。ゴードンは南海の灯台に行く機会を得て、アレンとドナルドという船乗りとともにその淋しい灯台のある孤島に行った。ある日近くで難破した船から救い上げられた美しい婦人があった。それは夫と離婚して、愛するゴードンの跡を追って来たチェリーであった。彼女を得んとする男が3人――自然互いに争いを生じるようになり、一日アレンはドナルドと灯台上に格闘して2人とも岩の上に落ちて惨死する。かくしてチェリーは愛人の腕に――

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作品データ

原題
At the End of the World
製作年
1921年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社輸入
初公開日
1921年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社