ヴァンサン・マケーニュ
アルマン
33歳になっても就職できない男と彼が救った女性をはじめ男女の関わり合いを、50章のエピソードを重ねて紡いでいくドラマ。監督は初長編作「Nuage」(未)が2007年ロカルノ国際映画祭フィルムメイカーズ・オブ・ザ・プレゼント部門に出品されたセバスチャン・ベベデール。アラン・タネール監督の「サラマンドル」やジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」といった映画作品、ジャド・アパトー監督についてやムンクの絵画など多岐にわたる引用がなされている。出演は「遭難者」「女っ気なし」のヴァンサン・マケーユほか。劇場公開に先駆け、フランス映画祭2014にて「2つの秋、3つの冬」の題名で上映された。
元画学生のアルマン(ヴァンサン・マケーユ)は33歳になっても定職に就けずにおり、生活を改めようとしてジョギングを開始。そしてジョギング中にアメリ(モード・ウィラー)と知り合い、彼女に惹かれていった。ある夜、アメリが二人の男たちに連れていかれそうになっているところを偶然目にしたアルマンは、彼女を助けようとして腹部を刺されてしまう。アルマンは一命を取り留め、二人の距離は急速に縮まっていく。アルマンとアメリ、そしてアルトマンの親友のバンジャマン、カティアが織りなす様々なエピソードが積み重なっていく。
アルマン
アメリ
バンジャマン
カティア
Lucie
Jan
Guillaume
Hazuki
[c]ENVIE DE TEMPETE PRODUCTIONS2013
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