アーウィン・シュロット
フィガロ
名門歌劇場“英国ロイヤル・オペラ・ハウス”の人気公演を映像化した『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2015/16』の第2弾。モーツァルトの名作オペラに、舞台裏インタビューや特別映像を追加して映画館で上映。演出はデイヴィッド・マクヴィカー。出演はアーウィン・シュロット、ソフィー・ビーヴァン。
今日はアルマヴィーヴァ伯爵家の従僕フィガロ(アーウィン・シュロット)と侍女スザンナ(ソフィー・ビーヴァン)にとって、待ちに待った婚礼の日。しかしフィガロの主人であるアルマヴィーヴァ伯爵(ステファン・ドゥグー)は、よからぬ企みを胸に抱いていた。廃止した初夜権を行使して、スザンナを自分のものにしようとしていたのだ。夫の浮気心に気づいた伯爵夫人(エリー・ディーン)や彼女に恋い焦がれる小姓のケルビーノ(ケイト・リンジー)たちの思惑も絡み合い、事態は大混乱。誤解や行き違いがありながらも、最終的にフィガロとスザンナは伯爵の裏をかくことに成功する。自分の行いを恥じた伯爵は、夫人に許しを請い、伯爵夫人はそれを受け入れるのだった。
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