ベネディクト・カンバーバッチ
シャーロック・ホームズ
アーサー・コナン・ドイルの小説の舞台を現代を置き換え、最新機器を駆使して事件を解決する探偵シャーロック・ホームズと相棒ジョン・ワトソンの活躍を描いた英BBCのドラマ「SHERLOCK/シャーロック」。ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマン共演の人気作の特別編を劇場で上映。現代ではなく1895年、ヴィクトリア時代のロンドンが舞台となる。
※結末の記載を含むものもあります。
1895年のロンドン。数時間前に自ら命を断ったリコレッティ夫人の幽霊が、癒されることのない復讐への執念とともに路地を徘徊する。ホームズとワトソン、そして彼らの友人たちはその謎を解明すべく奔走し、“忌まわしき花嫁”の驚くべき真実が明らかになる。
シャーロック・ホームズ
ジョン・ワトソン
メアリー・ワトソン
モリ―・フーパ―
ハドソン夫人
レストレード警部
マイクロフト・ホームズ
モリアーティ教授
[c]2015 Hartswood Films Ltd. A Hartswood Films production for BBC Wales co-produced by Masterpiece. Distributed by BBC Worldwide Ltd. [c]キネマ旬報社
【賛否両論チェック】 賛:奇怪で難解な事件を、冷静沈着に解決に導いていくホームズがカッコイイ。驚愕の真実にも、怖さや切なさが残る。 否:事件がホラーチックなので、苦手な人には向かないかも。中盤からの展開も、やや好みが分かれそう。 メイキングなんかが付いているので、予備知識があった方が楽しめそうですが、最悪なくても大丈夫そうです。 身の毛もよだつような“死者による殺人”という事件を前に、極めて冷静に真相を追い求めるホームズの姿が、とてもカッコイイです。そして、辿り着いた真相にも、ある意味ゾッとするようで、切ないようで、驚かされます。ホームズが言う、 「これは負けるべき戦いだ。」 という言葉にも、深いものがあります。 あまり言うとネタバレになってしまいますが、過去と現代がリンクする感じの展開なので、その辺りは好みが分かれそうなところです。 結構ホラーテイストな事件なので、苦手でない人であれば、是非観てみて下さい。
ヴィクトリア時代のロンドンが舞台になっていて、街並みや部屋のインテリアが美しかった。 カンバーバッチとフリーマンの紳士ぶりは、やはり英国俳優ならではでした。 あまりアクションがなく、シャーロックの謎解きで進められていきます。 コナン・ドイルの原作の世界観はこんな感じ。 居心地いいけど、テレビ向きの作品かも…
たぶんシャーロック・ホームズシリーズは全部読んでいますが、テレビ放送は時々見たことがある、という程度ではいささか難しかったです。19世紀のイギリスと21世紀を行き来するので、自分の頭の中にテレビドラマ版の設定がちゃ~んと出来上がっていないとわからなくなってしまいます。結果半分くらい爆睡しまったような気がします。 ベネディクト・カンバーバッチもマーティン・フリーマンも結構お気に入りの俳優さんなので残念です。