熱血の薔薇:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
熱血の薔薇
熱血の薔薇
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熱血の薔薇

1922年公開
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熱情の女ベティー・ブライス嬢主演に成るシシリー島の復讐物語で、「魂を追う影」「巴里の秘密」と同様ケネス・ウェッブ氏の監督作品である。原作はニックス・ビーチ氏の小説「綱」The Net でブライス嬢の相手役としてはロバート・エリオット氏やサーストン・ホール氏、グラディス・ヒューレット嬢等が出演している。

ストーリー

シシリー島の薔薇と呼ばれた伯爵令嬢マルゲリタの結婚式の晩に夫のマーチネ伯爵は秘密結社の首領カルプイという謎の人物に殺されてしまった。政府の探索の手を逃れた秘密結社の悪漢共は米国ニューオリンズへ逃れて悪事を働いていたが、マルゲリタは固く心に復讐を誓い女中ルクレチアと共に姿を変え名を包んでニウオルリーンスへ渡って来た。此処にブレークという富豪があった。マーチネロ伯殺害事件当時シシリーで伯の客分として滞在していたので伯の死も伯の許嫁マルゲリタの美しい姿も知っていた。或夜会の席上彼女に邂逅したブレークは生まれて始めての恋を感じた。この市に住んでいるイタリー人の紳士カイザー・マルフイも彼女を慕っていたが、図らずも彼が今まで尋ねていた秘密結社の首領カルデイなる事が判明し、マルゲリタはブレークと共に彼の捕縛に勤めたが遂に天罰逃れ難くマルフイはルクレチアの刃にかかって屍れ、復讐を達したマルゲリタはブレークと幸福な生涯に入る。

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作品データ

原題
Fair Lady
製作年
1922年
製作国
アメリカ
配給
ユナイテッド社
初公開日
1922年
製作会社
アルビオン映画


[c]キネマ旬報社