ジョーン・フォンテーン
Jenny_Carey
「陽のあたる場所」のジョージ・スティーヴンスが制作、監督した恋愛ドラマ1952年作品。脚本は「追求」のドワイト・テイラー、撮影は「サムソンとデリラ」のジョージ・バーナズ、音楽は「対決(1951)」のヴィクター・ヤングの担当。
ストーリー
ニューヨークのある宣伝会社につとめるアラン・ミラー（レイ・ミランド）は、つい1年ほど前まで、アルコール中毒に悩んでいたが、節制のかいあって今ではすっかり立ち直っていた。彼はアルコール中毒防止協会の依頼で、ちかごろ舞台恐怖症にとりつかれて、酒に浸っているブロードウェイの女優ジェニー・ケリー（ジョーン・フォンテーン）を救うことになった。ジェニーは初めアランの忠告に反発したが、やがて彼の誠実な態度にまどかれて酒をやめ舞台稽古に励むようになった。その頃、アランは会社の仕事の上で自分の主張がいれられず、再び酒の誘惑に負けようとしたが、偶然、ジェニーに救われるようなことがあった。こんなことから、アランとジェニーはいつか恋に落ちていた。だがアランには優しい妻エドナ（テレサ・ライト）と2人の子供があった。エドナは夫が近ごろ何か悩んでいることに気づき、また酒を飲み出すのではないかと心配した。ジェニーはアランの妻子のことを知っており、身をひかねばならないと思いながらも、彼への愛を断ち切ることが出来なかった。あるパーティでジェニーは、エドナを連れたアランに出会った。ジェニーは2人の姿を見てかれらの幸福を壊すことはとうていできないと悟った。エドナも、夫の悩みの原因がジェニーであることを知った。アランから別れたジェニーは、初日の開幕をひかえて再び舞台がこわくなり、淋しさも手伝って酒に酔いつぶれた。この彼女をまたも救ったのはアランだった。ジェニーの初日の舞台は成功した。観客席でアランと一緒に舞台をみまもるエドナは、ジェニーがここまでになるにはアランの苦労も大変だったろうと察した。
キャスト
レイ・ミランド
Alan_Miller
テレサ・ライト
Edna_Miller
リチャード・デア
Tony_Collins
ダグラス・ディック
Baker
ハーバート・ヘイス
Mr._Crawley
ハリー・ベラバー
Billy
Paul Valentine
Albert
フランク・オース
Waiter
ボブ・コーンスウェイト
Young_Man
ヘレン・スプリング
Mrs._Crawley
Rudy Lee
Chris_Miller
Patric Mitchell
Johnny_Miller
スタッフ
監督、製作
ジョージ・スティーヴンス
脚本
ドワイト・テイラー
撮影
ジョージ・バーンズ
音楽
ヴィクター・ヤング
美術
ハル・ペレイラ
美術
ウォルター・タイラー
編集
ウィリアム・ホーンベック
編集
Tom McAdoo
録音
ジーン・メリット
録音
ジーン・ガーヴィン
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
「東京ロケーションボックス」が話題作のロケ撮影を支援！驚きの撮影秘話から魅力に迫る
PR
日本×台湾が舞台のラブストーリー。レビューやインタビュー、台湾現地からの情報も満載！
PR
乃木坂46 1期生・高山一実がアイドルを目指す少女の10年間を描いた『トラぺジウム』を徹底解剖！
PR
映画ファンにこそ観てほしい！”異色"ヒーローアニメの魅力をたっぷりお届け
PR
映画ファンにこそ知ってほしい「スターチャンネルEX」の魅力に迫るコラムやインタビューを掲載
PR
陰謀渦巻く時代を圧倒的スケールで描写！全話レビューやコラムでその魅力を深堀り
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
