ミシェル・ヴュイエルモーズ
シラノ・ド・ベルジュラック
フランス国立劇場コメディ・フランセーズが上演した名作演劇『シラノ・ド・ベルジュラック』を映像化。言葉を操る才能のあるシラノは、大きな鼻に悩んでいた。美男のクリスチャンはロクサーヌの心を得ようとシラノの力を借りるが、シラノも彼女に恋していた。17世紀フランスに実在したシラノ・ド・ベルジュラックを主人公に騎士道精神あふれる悲恋を描いたエドモン・ロスタンによる全5幕の韻文戯曲を、「12か月の未来図」など映画にも多数出演するコメディ・フランセーズの俳優・演出家ドゥニ・ポダリデスが演出。2017年7月4日に上演された舞台を収録。
目立つほど大きな鼻に悩んでいるシラノ(ミシェル・ヴュイエルモーズ)には、言葉を操る才能があった。美男のクリスチャン(ロイック・コルベリー)はロクサーヌ(フランソワーズ・ジラール)の心を得ようと、シラノの文才に助けを借りていたが、シラノもまたロクサーヌに恋をしていた。クリスチャンの発するすべての言葉が実はシラノの心を表したものであったが、シラノはそれを隠し通すことにする……。