闇を行く(1928):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
闇を行く(1928)
闇を行く(1928)
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闇を行く(1928)

1928年公開
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「ドノヴァン」「サブマリン」と同じくフランク・キャプラ氏監督作品でウィリアム・コンセルマン氏が原作脚色しピーター・ミルン氏が撮影脚本を書いた。主役を演ずるは「海の荒鷲(1926)」「ボー・サブルウ」のミッチェル・ルイズ氏でアリス・デイ嬢、マーガレット・リビングスチン嬢、セオドア・フォン・エルツ氏が助演している。

ストーリー

ハンサム・ウィリアムスと密輸入者のデンバー・ルイとは反目する間柄であった。ルイが密輸入を企てル時ハンアムはいつも妨害していた。ハンサムの経緯する酒場にはおちぶれたピアニストのダンと踊り子マリイがはたらいていたがマリイは実はルイの回し者であった。毎夜街に立ってバイオリンを弾く盲目の乙女ノラにハンサムは心ひそかに想いをよせ貧しいその境遇に土壌して己の酒場に連れてきた。かくて彼女は酒場にバイオリンを奏することとなった。ハンサムは彼女が自分の醜い顔にふれることを嫌い美貌のダンの顔を借りた。そのためダンの心もノラに傾いて行った。ルイはまた新しい密輸入品を扱うこととなったがこれを無事に通す手段に窮しノラを人質にとった。人里離れた家にルイの毒牙はノラの身に迫りかけていた。ハンサムは部下を引きつれ大挙してルイの隠れ家を襲った。短銃、機関銃、彼らは激しく闘った。ハンサムはようやくルイを征服した。がルイの手下のために殺されようとした。ダンは矢庭にその男を射ちノラを助け出して自動車でハンサム諸共逃走した。早くも彼らの背後には多数の警官隊が迫っていた。途中、ハンサムは車を止めてダンとノラを降ろし恋人たちを幸福の道に至らしめ1人で車を駆った。車上彼は自身に弾丸を放って命をたった。今は繰る人もなき自動車は死せる英雄を乗せながら絶壁より深淵に落ちて行った。

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作品データ

原題
The Way of the Strong
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
スター・フィルム
初公開日
1928年
製作会社
コロンビア映画


[c]キネマ旬報社