夕暮れにベルが鳴る:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
夕暮れにベルが鳴る
夕暮れにベルが鳴る
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夕暮れにベルが鳴る

1981年5月16日公開、サスペンス・ミステリー
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ベビーシッターを勤めるある若い女性が遭遇した幼児惨殺事件を発端に、大都会のひずみが生み出した孤独な人間の異常な行動を描くサスペンス映画。製作はメルビン・サイモンとバリー・クロスト、製作はダグ・チャピンとスティーブ・フィーク、監督はフレッド・ウォルトン、脚本はスティーブ・フィークとフレッド・ウォルトン、撮影はドン・ピーターマン、音楽はダナ・カプロフが各々担当。出演はキャロル・ケイン、チャールズ・ダーニング、コリーン・デューハースト、トニー・ベックリー、レイチェル・ロバーツなど。

ストーリー

夜のロサンゼルス。ジル(キャロル・ケイン)はベビー・シッターのアルバイトで、ある邸宅に赴いた。夫人が子供たちを寝つかせた後、彼女は留守中を預かり、夫婦は外出していった。広い邸の中で、1人夜を過ごしているジルのもとに電話のベルが鳴り響いた。はじめは何も応答がなかったが、それが2、3度続いたころ「子供の様子を見たか」という男の声がした。驚いたジルは、いたずら電話かと思ったが、一応警察に知らせた。逆探知の結果、なんとその電話は家の中からかかっていることが判明する。その時2階から忍びよる男の影が…。ちょうどその時、パトロール中の警官クリフォード(チャールズ・ダーニング)がドアを開け、男は捕えられ、ジルは無事に助けられる。しかし、子供たちは血まみれの死体となって発見された。犯人力ート・ダンカン(トニー・ベックリー)は精神異常者として死刑をまぬがれ精神病院に収容された。それから7年。ダンカンが脱走した。今は私立探偵となっていたクリフォードは、ダンカンがロサンゼルスに戻ってくるだろうと確信していた。イギリス人で船員としてやってきた彼が知っているたった1つの場所だからだ。案の定ダンカンはロスに戻っており、下町の酒場で会った中年女トレーシー(コリーン・デューハースト)につきまとっていた。トレーシーの協力で、ダンカンに近づくクリフォード。一方、ジルは、今では大企業の販売支配人を勤めるエリートの夫人におさまっており、彼女が近く共同募金の責任者になるという写真つきの記事が新聞にのった。そして、その写真を町中で見るダンカン。2人の子供を寝かせつけベビー・シッターに留守を預けて夫婦で食事に出かけたジルのもとに、電話が入った。受話器の向こうからは、あの7年前の声、「子供の様子を見たか」が聞こえてきた。悲鳴をあげ、家にかけつける彼女。子供は無事だったが、2、3日したある日、家に忍びこんで来たダンカンにジルが襲われる。が、そこに駆けつけたクリフォードが彼を撃ち殺すのだった。

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作品データ

原題
When a Stranger Calls
製作年
1981年
製作国
アメリカ
配給
東宝東和
初公開日
1981年5月16日
製作会社
バリー・クロスト・プロ作品
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社