巨大モンスターが格闘技を猛特訓!『モンスターズ・リーグ』が来春日本公開&特報解禁
アメリカの老舗映画スタジオの一つ、パラマウント・ピクチャーズのアニメ部門であるパラマウント・アニメーションが贈る最新作『モンスターズ・リーグ』が、2021年春に日本公開することが決定した。同時に、巨大なモンスターがコミカルに動き回る特報も解禁となった。
多くの作品でモンスターは、倒すべき存在であり、人類にとっての脅威として描かれてきた。しかし、本作の舞台となるのは、モンスターと人間が仲良く共存するユニークな世界。モンスター同士が強さを競う格闘技「モンスターズ・リーグ」が開催され、それぞれの街を代表するモンスターが存在する。
今回、解禁された特報からは、この「モンスターズ・リーグ」に人々が熱中し、地元の野球やサッカーチームのように応援していることが伺える。とくに“テンタキュラー”と呼ばれる、サメのような頭とタコの足のような手を持つモンスターは、超満員の会場で大歓声とスポットライトを浴び、カリスマ的な存在として人気を誇っている。
一方、そのテンタキュラーを引き抜かれてしまった小さな街“ストーカー”では、16歳の少女ウィニーが、のんびり屋のモンスター“スティーブ”を最強のチャンピオンにすべく、まさに特訓の真っ最中。ポッコリお腹で街の人々からはまったく期待されていないスティーブだが、彼の前にウィニーが連れてきた謎の助っ人モンスターが現れ、ハード(?)なトレーニングがおこなわれる模様も映しだされている。
監督には、「シュレック」シリーズのアニメーション・パートを担い、本作が監督2作目となるハーミッシュ・グリーブ。『マネーボール』(11)『ワールド・ウォーZ』(13)など実写作品を中心に手がけてきたプロデューサーのマーク・バクシが、『ランゴ』(11)以来となるアニメーション作品のプロデューサーを務める。
見た目も性格も個性豊かなモンスターたちが、レスリングをはじめ、テコンドー、相撲など様々な格闘スタイルで魅せるモンスターバトルが見どころの本作。来年春の公開に向けて、続報にも期待したい。
文/トライワークス