カムバック上映中の『Fukushima 50』、制作への熱意が詰まった特別番組がオンラインで公開!
2011年の東日本大震災によって引き起こされた福島第一原発事故。この事故の関係者90人以上への取材をもとにつづられた門田隆将の「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」を映画化した『Fukushima 50』(フクシマフィフティ)(公開中)から、公開記念特別番組の様子がオンラインで解禁された。
日本の観測史上最大の地震によって引き起こされ、想像を超える被害をもたらした原発事故の現場ではなにが起こっていたのか?東日本壊滅の危機が迫るなか、家族やふるさとを守るため死を覚悟して発電所内に残った作業員たちの知られざる物語が語られる本作。
主役となる福島第一原発1・2号機当直長の伊崎利夫役を佐藤浩市、福島第一原発所長の吉田昌郎役を渡辺謙が務め、さらに吉岡秀隆、緒形直人、吉岡里帆、斎藤工、安田成美ら豪華実力派キャストが集結し、邦画初となる米軍の撮影協力も得るなど、日本映画史上最大級のスケールも話題となった。
週末興行ランキングでは2週連続で1位を獲得し、SNS上でも大きな議論を巻き起こした本作の公開時に放送された『Fukushima 50』公開記念特別番組は、2019年4月のクランクアップ記者会見、今年1月に福島県郡山市でおこなわれた先行特別試写会での佐藤、渡辺、若松節朗監督による舞台挨拶、同じく1月におこなわれたワールドプレミアイベントの様子などを収めている。
さらに、本映像でのみ見ることのできる佐藤、渡辺、若松監督の特別インタビューと、本作の過酷な撮影の裏側を収めたメイキングも収録されており、『Fukushima50』がどのような想いを込められて制作されたのか、日本を代表する俳優たちがどれだけの強い意志を持って出演しているのかが強く感じられるものとなっている。
公開から4か月が経ったいまも全国約150館で上映されている本作。この映像をチェックして、作り手たちの熱意に触れ、改めて劇場に足を運んでみてほしい。
文/トライワークス