「大江戸もののけ物語」「MIU404」で話題の岡田健史を直撃!「実は妖怪を見たことがあるんです」

インタビュー

「大江戸もののけ物語」「MIU404」で話題の岡田健史を直撃!「実は妖怪を見たことがあるんです」

「本郷奏多さんには、お構いなしに暴投できる信頼感がありました」

子どもたちに温かく接する一馬
子どもたちに温かく接する一馬[c]大江戸もののけ物語

岡田は演じた一馬について大いに共感し、心から敬意を持って演じられたそうだ。
「一馬は人を信じる力や愛する力が強く、それが『大江戸もののけ物語』の基盤になっているのではないかと思います。一馬は寺子屋の師匠ですが、当然できる子とできない子がいるわけです。いまの現代社会では、成績だけで評価されがちですが、一馬は勉強を教えながらも、それよりも大切なことがあるとわかったうえで、子どもたちと接していきます。僕も演じていてすごく心が温かくなりましたし、一馬を尊敬しています」。

本郷奏多のビジュアルはインパクト大!
本郷奏多のビジュアルはインパクト大![c]大江戸もののけ物語

共演に、本郷奏多、山田杏奈、森川葵といまが旬の俳優を迎えた本作。特に、天の邪鬼役を演じる本郷のビジュアルはインパクト大だ。
「天の邪鬼は、一馬にとって大事なキャラクターの1人で、僕は2人のバランスがすごく好きです。本郷さんは僕との芝居において、どんな暴投をしても受けてくれるという安心感があるので、僕はお構いなしに思い切り球を投げることができました(笑)。また、本郷さんは年齢不詳な点も俳優としての武器なのかなとも思いました」。

「妖怪の存在を信じています。実は見たこともあるんです」

【写真を見る】「実は妖怪を見たことがある」…岡田健史が衝撃の告白!<写真12点>
【写真を見る】「実は妖怪を見たことがある」…岡田健史が衝撃の告白!<写真12点>撮影/ヤオタケシ スタイリング/壽村太一 ヘアメイク/KOHEY

もともと妖怪が大好きだったという岡田。幼少期の体験とともに自身の妖怪観を明かしてくれた。「水木しげるさんの『ゲゲゲの鬼太郎』はもちろん、僕の母が妖怪好きだったこともあって、妖怪関連の本が家にいっぱいありました。僕は妖怪が絶対にいると思っていますので、妖怪を信じる一馬の心境を理解するのはまったく違和感がなかったです」。
さらに岡田の口からは、「実は、僕も妖怪の類のものは見たことがあるし、姉も化け猫を見ています」という驚きの発言が。「化け猫は大きくて、横幅が2~3mぐらいあったそうです。誰に話しても『またまた』と言われますし、信じてくださいとは言わないですが、僕自身は妖怪の存在を信じているんです」とキッパリ。
「座敷わらしなどもそうですが、妖怪のなかには神様に近い立ち位置のものもいるし、日本の大事な伝統だとも思っていて。この作品に出させていただいたからには、僕もその伝統を引き継げればと考えています」。

「大江戸もののけ物語」は、本日20時より放送開始!
「大江戸もののけ物語」は、本日20時より放送開始![c]大江戸もののけ物語

毎回、バラエティに富んだ妖怪たちが登場する本作。最後に岡田は「演じていてすごく気持ち良かったですし、これまでの時代劇とはまったく違ったテイストの映像になると思うので、ぜひ楽しみにご覧ください」と、満面の笑みで締めくくった。

取材・文/山崎 伸子

スタイリング=壽村太一
ヘアメイク=KOHEY

特集ドラマシリーズ「大江戸もののけ物語」
NHK・BSプレミアム 毎週金曜20:00~20:59(連続5回)

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