アニメ化15周年「ARIA」の新展開に「おジャ魔女どれみ」のグッズ情報など、2週間の新着アニメNewsをまとめ読み!
7月中旬~下旬にかけて発表され、話題になったアニメ関連のニュースをファンの声と共におさらい。「ARIA」の新作アニメーション映画や「ウルトラマン展」の開催などを中心にご紹介!
シリーズ最新作『ARIA The CREPUSCOLO』が2021年春公開
単行本累計460万部、関連書籍累計80万部を記録し、2005年に初めてテレビアニメ化されると、第2期と第3期の放送に加え、OVAシリーズ化もされてきた「ARIA」。テレビアニメ第1期「ARIA The ANIMATION」の放送から15年を迎えたことを記念して、完全新作アニメーション映画『ARIA The CREPUSCOLO』の制作が決定し、2021年春ごろに公開されることがわかった。
物語の舞台は、西暦2300年代の未来で、テラフォーミングされ水の惑星となった火星にある観光都市ネオ・ヴェネツィア。この街の観光案内を担う“ウンディーネ”と呼ばれるゴンドラ漕ぎとして働く少女たちの日常が描かれ、そのやさしい世界観や温かみのある映像で、癒されるアニメとして高い人気を博した。新作映画では、劇中に登場するウンディーネが所属する団体の一つ、オレンジぷらねっとのメンバーが中心になる予定。彼女たちが描かれたティザービジュアルや特報映像も解禁されており、映像では主人公である灯里役の葉月絵理乃によるナレーションに乗せ、ネオ・ヴェネツィアで生活する人々の穏やかな日常が丁寧に切り取られている。
最新作に向けて、原作者の天野こずえと総監督&脚本の佐藤順一からのコメントも到着。天野は「図らずも今回の映画化発表は、企画が正式に決まって原作となる漫画作業に着手したころには、まったく想像すらできなかった過酷な世界の現状と時期が重なりました。ほんの少しでも不安な心の癒しや支えの一助になれたらうれしいな…と心より願っております」といまの情勢にも触れながら、作品への思いを吐露。
一方の佐藤も「『ARIA The ANIMATION』から数えたら15 年、ずっとファンでいてくれた方も最近ファンになった方も、新作への期待の声は等しく私たちに勇気をくれます。未来は突然生まれるわけではなく、過去からいまへ幾層にも積み上がった思いがあって初めて産声をあげることができるのだと改めて思います」とし、長きにわたって作品を支えてきたファンへの感謝の気持ちを表している。
池袋を舞台にしたアニメーション映画『君は彼方』が公開
池袋を舞台にしたオリジナル長編アニメーション映画『君は彼方』が11月27日(金)に公開される。本作は日々目まぐるしく変化する池袋の街で、努力や面倒なことが苦手な澪と、彼女が想いを伝えることができずにいる幼なじみの新が繰り広げる青春ファンタジー。原作と脚本も手がけ、これが長編アニメ映画デビューとなる瀬名快伸が監督を務め、漫画やアニメのカルチャースポットが集中する豊島区のバックアップを受けて制作される。
主人公の澪の声を務めるのは、テレビドラマ「この世界の片隅に」のすずさん役で知られ、主演作『みをつくし料理帖』(10月16日公開)が控える松本穂香。新を「仮面ライダーエグゼイド」(仮面ライダーブレイブ役で出演)や『シグナル100』(20)といった作品で活躍してきた瀬戸利樹が演じる。公開発表と合わせて、ティザーポスターや特報も解禁され、どこか懐かしさを感じる池袋の街並みや、水族館を連想させる青空、湾曲した池袋東口などのスポットを確認することができる。
メインキャストに抜擢された二人からも、「特報が公開されました。おたのしみに!」(松本)、「『君は彼方』のティザーポスターが解禁になりました。特報映像はストーリーにアップしたのでチェックしてください」(瀬戸)といったメッセージがSNSにアップされていた。