本広克行、押井守、上田慎一郎らが新・映画レーベルを設立!第1弾作品は今秋公開|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
本広克行、押井守、上田慎一郎らが新・映画レーベルを設立!第1弾作品は今秋公開

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本広克行、押井守、上田慎一郎らが新・映画レーベルを設立!第1弾作品は今秋公開

「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督、『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(95)の押井守監督、『星空のむこうの国』(86)の小中和哉監督、そして『カメラを止めるな!』(17)の上田慎一郎監督が参加する映画実験レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」が発足。その第1弾作品で、本広が監督を務める『ビューティフル ドリーマー』が11月6日(金)に公開することが明らかになった。

新レーベル「Cinema Lab(シネマラボ) 」が贈る映画第1弾『ビューティフル  ドリーマー』
新レーベル「Cinema Lab(シネマラボ) 」が贈る映画第1弾『ビューティフル ドリーマー』[c]2020 映画「ビューティフルドリーマー」製作委員会

日本映画界に少し違う角度から光を照らし、映画を好きになってもらうこと、映画の魅力を再発見してもらうこと、次世代の映画監督を発掘することなどを目指すシネマラボ。「監督絶対主義」を掲げ、企画開発に始まり、脚本やキャスティング、ロケーション、演出など制作過程のすべてを監督が自由に手がける一方、「限られた制作予算」という制約のなかで、その作家性が最大限に試される企画にもなっている。

『ビューティフル  ドリーマー』を監督する本広克行
『ビューティフル ドリーマー』を監督する本広克行[c]2020 映画「ビューティフルドリーマー」製作委員会

そんなクリエイティブな本レーベルで、トップバッターを務めるのが本広監督。2年半ぶりの実写映画となる『ビューティフル ドリーマー』は、同じシネマラボのメンバーでもある押井による「夢見る人」を原案に、本広監督もかつて所属していた「映画研究会」を題材にした一作。映画を撮ったことのない美術大学映画研究会の部員たちが、“いわくつきの台本”の映画化に挑む姿が描かれる。

【写真を見る】(上段左より)小川紗良、藤谷理子、神尾楓珠、内田倭史、ヒロシエリ(下段左より)森田甘路、斎藤工、秋元才加、瀧川英次、升毅
【写真を見る】(上段左より)小川紗良、藤谷理子、神尾楓珠、内田倭史、ヒロシエリ(下段左より)森田甘路、斎藤工、秋元才加、瀧川英次、升毅[c]2020 映画「ビューティフルドリーマー」製作委員会

主演は、女優として朝ドラ「まんぷく」での好演が話題を集め、一方で映画監督としても長編デビュー作『海辺の金魚』が控える小川紗良。共演に『私がもててどうすんだ』(上映中)の神尾楓珠、『カツベン!』(19)の森田甘路、『あさひなぐ』(17)の藤谷理子のほか、斎藤工、秋元才加、瀧川英次、升毅といった個性豊かなキャストたちが本人役で出演している。

『ビューティフル ドリーマー』を皮切りに、その後も参加監督の新作が順次公開予定。未曽有の事態が起き、目まぐるしく変化していくこの時代に生まれるべくして生まれたシネマラボが、前衛的かつ挑戦的な姿勢で生みだしていく映画たちに、期待を膨らませたい!

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