志尊淳と城田優の“やりたいことリスト”、トップは結婚?『2分の1の魔法』日本語版声優で深めた“兄弟”の絆
「いい意味で関係性ができ上がっちゃっている」(城田)
――普段から兄弟のように仲良しなお2人ですが、『2分の1の魔法』の出演を通して、さらに変わったところなどはありますか?
城田「それはね、僕が最初に言いますけど、ないです!(笑)。要は、いい意味で、もう関係性ができ上がっちゃっているから。『一緒にできて、ほんとうに良かったね!』とか『淳ちゃん、第一声からすばらしかった!』っていう思いはあるんですけど、それで志尊淳の見方が変わったか?と言われたら、なにも変わってない。ただ、一緒にやれたことに対して、エネルギーが上がっているのはありますね」
志尊「優くんとは5年前に一緒に仕事をして。ずっとお互いの仕事を見てきてはいるのですが、プライベートで仕事や芝居の話はいっさいしないんです。本作でも『こういうふうにやる』などの話はしてないです。それぞれがプロフェッショナルとして表現するものに呼応しながら会話していく、という感じでした。優くんが声を入れて、完成した作品を観た時に、やっぱり、この人はすばらしいなと思いました。もちろんいままでも優くんのミュージカルを観たりして、先輩として尊敬する部分があったけど、本作を通してプラスアルファ乗っかるものが僕はありましたね」
城田「お!あったねえ。すみません、なんか僕は全然…(笑)」
志尊「それくらい、僕がイアン目線で見ている時のバーリーが…優くんが本当にすばらしかったし、優くんがバーリーで良かったなって思いました。僕は、もっとこの人と、これからも楽しいことをいっぱいしたいし、尊敬していたいなっていう気持ちを改めて認識できました」
城田「あらま…いい話…(照)」
「ToDoリストは間違いなく結婚」(城田)
――劇中、イアンは“やりたいことリスト”を作ります。お2人が10年後までに“やりたいことリスト”を作るとしたら?
志尊「結婚!」
城田「うわー、速かったね」
志尊「いま、25歳だから、35歳までには結婚したい!」
城田「俺くらいの年ってことだね。34歳だから」
志尊「そうだね。いや、俺、35には結婚してるわ。ごめん(笑)」
城田「いや、まだ34だけどね、俺」
志尊「そうだね、じゃあ、電撃婚です。うちの城田は」
城田「電撃婚しか残ってない。うん、ほかにやりたいことは?」
志尊「いや、もう結婚だけできれば」
城田「結婚って、子どもも含むんでしょ?」
志尊「もちろん、もちろん!僕はほんとうにハタチくらいのころから『結婚して、子どもがほしい』って、ずーっと思い続けていたので。子どもは3人ほしいです。男、女、男、それも優くんと希望が一緒なんですよ」
城田「そう、一緒です。僕の場合はもう年が年なんで。30までに結婚するって決めていたんだけど、全然ご縁がなくて。34になってしまって(笑)。ちょっと、どうしたもんかな?と思っているんですけど。僕も本当にやらなきゃいけないこと、ToDoリストは間違いなく結婚で。いま思いついたもう一つの夢は、子どもができたら淳ちゃんの子どもと遊ばせて、そいつらを親友同士にする!」
志尊「あー、いいなあー!それ最高じゃん!」
城田「パパの悪口とか言い合ってもらってもいいし(笑)。でも、つらい時には支え合ってほしい。たとえば、俺が先に死んじゃったりしても、淳ちゃんにお父さん代わりしてもらいたいって思う」
志尊「もうなんだろう、甥っ子の感覚だよね」
城田「そうそう」
志尊「ほんとうに僕たちが兄弟みたいな」
城田「うん、そうやって、城田家にどんどん引きずり込んでいく…(笑)」