今年は『アンダードッグ』と『HOKUSAI』!東京国際映画祭の開幕&閉幕作品が決定!
10月31日(土)~11月9日(月)に開催される第33回東京国際映画祭。コロナ禍の現在、”映画館で映画を観る喜び”を伝えるべく映画館でのフィジカルな上映というスタンスのもとで開催される同映画祭のオープニング&クロージング作品が決定した。
オープニング作品は『百円の恋』(14)の武正晴監督が6年ぶりにボクシングを題材に描いた『アンダードッグ』(11月27日公開)。森山未來、北村匠海、勝地涼が様々な境遇を背負った負け犬ボクサーを演じ、人生を懸けたファイトに挑む姿を前・後編で濃密に描く魂の物語となっている。
クロージング作品は「冨嶽三十六景」で知られる江戸時代の天才絵師、葛飾北斎の人生を描いた『HOKUSAI』(2021年公開)。「探偵はBARにいる」シリーズ、「相棒」シリーズの橋本一が監督を務め、独自の視点と解釈で”人間・北斎”と彼が描いた”三つの波の秘密”に迫る。北斎の青年期を柳楽優弥、老年期を田中泯が演じ、その唯一無二の生き様を映しだす。
開幕と閉幕を彩る二作品が発表され、まさに”映画館で映画を観る喜び”がじわじわ高まってくる東京国際映画祭。会期中はこのほかにどんな作品が上映されるのか?次の発表を期待して待ちたい。
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