『カメ止め』上田慎一郎監督の最新作が始動!「自分の企画のなかで一番の問題作」
2018年に、わずか2館での公開ながら口コミで話題が広がり、全国350館以上に拡大公開。興行収入31億円を突破する社会現象級の大ヒットを巻き起こした『カメラを止めるな!』(18)の上田慎一郎監督の最新作『ポプラン』が、このたび制作始動。またあわせて、本作の主演を『メランコリック』(18) の皆川暢二が務めることが発表された。
「映画をもっと自由に」をモットーに、本広克行や、押井守、小中和哉らが参画した“映画実験レーベル”Cinema Lab(シネマラボ)のなかの1本として製作される本作。限られた制作予算という制約のもとで「監督絶対主義」を掲げ、企画開発から脚本やキャスティングにいたるまで監督が自由に手がけるというシネマラボでは、本広監督の『ビューティフルドリーマー』(11月6日公開)が第1弾作品として公開を控えている。
第31回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ部門」で監督賞を受賞し、ウディネファーイースト映画祭で新人監督作品賞に選出された『メランコリック』で主演とプロデュースを務めた皆川は、これが上田監督との初タッグ。「『ポプラン』という作品はシネマラボの理念を象徴するような作品になるのではないのかと感じています」と語り、「上田監督とご一緒にできることは非常にワクワクしています!」と意気込みをのぞかせている。
あらすじはもちろん、その謎めいた響きのタイトルの意味についてはまだ明らかになっていない本作。上田監督は今回の制作始動にあたり、9年前に着想を得てから長年温めてきた企画だと明かしたうえで「自分の企画ストックのなかでも一番の問題作」とコメント。はたしてどのような作品が生まれるのか、続報を楽しみに待ちたい。
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