ジェイク・ギレンホール&ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、3度目のタッグが進行中か
『ブレードランナー2049』(17)や『DUNE/デューン 砂の惑星』(近日公開)と、近年立てつづけに超大作を発表しているドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が、『複製された男』(13)と『プリズナーズ』(13)でタッグを組んだジェイク・ギレンホールと新たなプロジェクトに取りかかっていることがわかった。ギレンホールが出演したポッドキャスト内で明らかにした。
ギレンホールは現地時間13日に、『ブレードランナー2049』で悲願のアカデミー賞撮影賞を受賞した撮影監督のロジャー・ディーキンスと妻のジェームス・エリス・ディーキンスのポッドキャスト番組「TEAM DEAKINS」にゲスト出演。そこでヴィルヌーヴ監督が『複製された男』のキャスティングを練っているタイミングで一緒に食事に行き、主演俳優に指名された際の印象的な出来事や、信頼関係を築きあげたことなどを明かす。
そして「とても稀有なことだった」とヴィルヌーヴ監督との出会いを満足そうに振り返ったギレンホールは、「ドゥニと僕は現在も取り組んでいるものがあって、彼は『もう一度一緒に働くのが待ち切れないよ』と僕にメールをくれたんだ」と告白。「僕も同じように感じているんだ。人生には、いくつもの繋がりによって出会った人たちがいる。そしてその出会いこそ、繋がりの始まりでもあるんだ」と力強く語った。
まだ2人が3度目のタッグを組むプロジェクトの詳細は明らかにされていないが、ヴィルヌーヴ監督は先日、近作とは打って変わって小規模な作品を手掛けることへの意欲をのぞかせていた。現在『DUNE/デューン 砂の惑星』の編集作業に加え、スコット・ルーディンのプロデュースのもとで『Cleopatra』の準備に着手しているとも報じられているヴィルヌーヴ監督。ハリウッド進出後の2作品でタッグを組んだ盟友と今度はどんな作品を手掛けるのか、期待したい。
文/久保田 和馬