草なぎ剛が読者からの質問に赤裸々告白!『ミッドナイトスワン』の演技は、愛犬クルミのおかげ?
「草なぎさんは、撮影現場にもギターを持っていかれると聞きましたが、『ミッドナイトスワン』をテーマにした曲などはできましたか?」(40代・女性)
「実は、性別を越えた愛みたいな感じで、『ジェンダーフリー』という曲を作ろうと思ったんだけど、まだ、Bメロしかできてなくて(苦笑)。Aメロから作れよ、と思いながらも、ちょっといまの段階では無理かなと。『クソ野郎と美しき世界』を撮った時は1曲できたので、去年、ギターの発表会で披露したんです。今年も発表会をやりたいとは思っているんだけど、まだ止まっています。ただ、今後、どこで曲のイメージが降りてくるのかは、わからないですね」
「草なぎさんは、『ミッドナイトスワン』がご自身の代表作だと言われていますが、やはり手応えは感じていますか?演技賞などは狙えそうですか?」(50代・女性)
「本作での手応えはすごくあります。映画を観終えた後、席を立ちたくないと思ったのは初めてだった。そのとき、『#草なぎ剛代表作』という言葉がお告げのように降りてきました(笑)。でも、基本的にはどの作品も、そのときの自分にとっての代表作だと思っているし、集大成だとも思っています。ただ、今回は、いつもよりずっしりと重い“#”が降りてきた感じです。とはいえ、“#”を使い始めたのは、SNSを始めてからですが(笑)。
賞をいただけるかどうかは、僕ではなく、大勢の方が決めるものなので、それはおいといて。でも、自分的には本当にすごくいい作品に巡り合えたと思ったし、『これは、自分のなかでも、一番出し切れた作品だ』とは感じました。だから、きっと映画を受け取ってくれる方も、僕と同じように、熱量を感じていただける作品なんじゃないかと」
「音楽活動やバラエティ番組でのお仕事、役者業など、いろいろなモードに切り替える方法やコツを教えてください」 (30代・女性)
「僕は13、14歳からこの世界に入っていて、そこしか知らないし、ほかにバイトなどもやったことがないので、幼いころから切り替える感覚は身についている気がします。小さいころ、なにをするのかもわかっていないのに、ステージに放りだされ、歌ったり踊ったりと “表現”をしなければいけなかったので、そこで揉まれて、鍛えられたのかなと。だから、自然に切り替えられている感じです」