草なぎ剛が読者からの質問に赤裸々告白!『ミッドナイトスワン』の演技は、愛犬クルミのおかげ?

インタビュー

草なぎ剛が読者からの質問に赤裸々告白!『ミッドナイトスワン』の演技は、愛犬クルミのおかげ?

「草なぎさんご自身が、大人になって、ここが変わったなと感じるところはどんなところですか?」(30代・女性)

だんだん一果と心を通わせていく凪沙
だんだん一果と心を通わせていく凪沙[c]2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

「疲れちゃうところですね。僕は46歳になりましたが、最近初めて、年を感じるようになりました。例えば、若い時はよくバック転をしていて、10代~30代のころは、きっと60~70代になってもできると、本当に思っていたんです。でも、いますでに、怖くてできなくなっています。もちろん、やっていないせいもあると思うけど。

最近、そういうことを、包み隠さず言うほうが、いまっぽいと思っています。変に若くいすぎるのもどうかと思うし、無理してバック転をやって骨を折っても嫌だし。なので、最初から予防線を張っていきたいし、逆にそこを“味”にしていったほうがいいかなと(笑)」

「やりたい役ではなく、これだけは無理だと思う役はありますか?」(30代・女性)

愛犬クルミについて語った草なぎ剛
愛犬クルミについて語った草なぎ剛撮影/山崎伸子

「基本的に最初は、全部が『無理だ』『どうせできないよ』とは常に思ってしまいます。役は自分とは違う人なのだと、諦めて捨て鉢になったところから入るほうが楽なので。もちろん、実際にはちゃんとやるんですが、そういうふうに思っていないとできません。

一つの作品で、できたなと思っても、次に新しい役が来たとき、それができる保証はなに一つないですし。また、確かに経験は大事だと思いますが、今回、演技に初挑戦した一果役の服部樹咲ちゃんと出会って、キャリアだけで語れないものも感じました。そういう意味で、どの役も本当に難しいなと感じます」

取材・文/山崎伸子

※草なぎ剛の「なぎ」は弓へんに前の旧字体、その下に刀が正式表記

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