祝「エヴァンゲリオン」25周年!庵野秀明監督&総勢21名のキャストが祝福のコメント
1995年10月4日にテレビアニメシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」第壱話が放送されるや話題を巻き起こし、その後社会現象となり世代も国境も超えて幅広い支持を集めてきた「エヴァンゲリオン」シリーズ。それから25周年という節目の日を迎えた4日、公式TwitterとLINE公式アカウント「エヴァンゲリオン×LINEプロジェクト」に庵野秀明監督とキャスト陣からのお祝いコメントが投稿された。
コメントに参加したキャスト陣は総勢21名。碇シンジ役の緒方恵美は「25年経っても『今』−−過去映像を見ても新しい台本を見ても、瞬時に心が軋み、滲み、緩み、痛む」と「エヴァ」の歴史を噛みしめ、アスカ・ラングレー役の宮村優子は「ここまで長くエヴァを愛してくださった皆様に本当に感謝いたします」とファンに向けた感謝を述べる。そして綾波レイ役の林原めぐみは「この25年間、いく度となく戸惑い、守り、命果て…。そして終わるのね…ホントウに」と、シリーズ完結の瞬間が近付いていることをほのめかした。
またSNS上では「#エヴァ25周年」のハッシュタグとともに、多くのファンから25周年を祝福する投稿が相次ぎ、さらにテレビシリーズが放送された18時30分からはLINE LIVEにて「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の3作『:序』『:破』『:Q』のイッキミ無料配信が、高橋洋子の歌う「残酷な天使のテーゼ」とともに幕を開けるなど、大きな盛り上がりを見せていた。
庵野監督は「放送開始から四半世紀。設定年代をすでに5年も通り過ぎているとは、世の流れは早いものです。1993年に最初の企画書を書いてから、いまだにエヴァの作業に携わり、のべ27年間も関わりつづけるとは思いませんでしたが、これでようやく終わります」とコメント。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて公開延期となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(近日公開)は、劇場版最新作にしてシリーズ完結編。まだ新たな公開日は発表されていないが、庵野監督は「作品完成までもう少しなので頑張ります」とも語っており、最新情報の到来に期待は高まるばかりだ。
文/久保田 和馬