思わず笑っちゃうくらい“クリエイティブな死に様“を集めてみました!!第1回 オモシロ死に様博覧会
第1回 オモシロ死に様博覧会(略して、死に博=シニパク)を開催!ハーシェル・ゴードン・ルイスから『ザ・ボーイズ』まで、“クリエイティブな死に様”を集めてみました!!見て楽しい、語って楽しい、映画&ドラマの中の死に様が大集合。怖がってないで、目を背けないで、クリエイターたちの創意工夫を存分に楽しもう!!
いちゃいちゃしてたら超高速ヒーロー衝突!腕を残して恋人消滅!/『ザ・ボーイズ』
グロさ★★★★★
血の量★★★★★
唐突★★★★★
衝撃★★★★
笑える★
町の電気屋で働くしがない若者ヒューイが、恋人のロビンと路上でラブラブしてたら、アレレ?彼女の姿が消えた…いや、超高速ヒーロー、Aトレインに衝突されて跡形もなく吹き飛んだのだ!辺り一面に飛び散る血しぶき&肉片、残されたのは2本の腕のみ。シーズン1第1話冒頭から度肝を抜くグロ描写で好きモノ視聴者のハートをワシ掴みした『ザ・ボーイズ』は、物語が進むにつれて過激描写もどんどんエスカレート!シーズン2でもその勢いは止まらない。
そんなバカな!落ちてきたガラスで人体がぺちゃんこに!!/『デッドコースター』
グロさ★★★★★
血の量★★
現実味☆
意外性★★★★
笑える★★★★★
“風が吹けば桶屋が儲かる”的因縁の連鎖が楽しい『ファイナル・デスティネーション』シリーズ(00〜11)は、全5作を通して死に様大喜利大会の様相。特に職人デヴィッド・R・エリスが監督を務めた第2作はゴア度も独創性も頭ひとつ飛び抜けている印象だ。同作中ベストとして推したいのが、ガラス板が落下してきて少年がぐにゃっとペチャンコになるコレ。直前まで歯医者で色んな危険にさらされておきながら、「こっちで死ぬんかい!」というハズシのテクニックもお見事!
溶ける系代表!スライミーな宇宙生命体のせいでせっかくの初デートがおじゃん!/『ブロブ/宇宙からの不明物体』
グロさ★★★
血の量★
粘度★★★★★
哀れさ★★★★★
笑える★★
宇宙から謎の粘液状物体が飛来!意中の美少女メグとの初デートで浮かれる体育会系爽やかイケメン、ポールが早速餌食に!メグが助けようと腕をひっぱったらヌルっととれてそのまま溶解&絶命。他にもキッチンのディスポーザーに引きずり込まれる、電話ボックスごと押しつぶされるなど、アナログVFXを駆使した死にっぷりが楽しい。『E.T.』(82)、『13日の金曜日』(80)、『ターミネーター』(84)と当時のヒット作の要素を巧みに取り入れたナンパっぷりも微笑ましい。
DIY殺人装置でパカっと人間デモゴルゴン/『ジグソウ:ソウ・レガシー』
グロさ★★★★★
血の量★★★
実用性★
発想力★★★★★
笑える★★★
『ファイナル・デスティネーション』と双璧を成す“死に様(というより殺し方)大喜利”シリーズ。逆トラバサミ、髪の毛巻き込み機、めり込むボルトなど、ジグソウ(or 彼の後継者)によるDIY殺人装置は見た目も犠牲者の反応もオモシロ度高し。中でもレーザー・カッターで頭をスライスするこの装置は出色。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(16〜)のデモゴルゴンっぽい仕上がりもGood!
絶対に、人間はこんなふうに折り畳めない!/『マングラー』
グロさ★★★★★
血の量★★
現実味☆
怪演★★★★★
笑える★★★★
町の洗濯工場にある巨大プレス機には悪魔が取り憑いていた!全ての元凶は、ロバート・イングランド演じるいかにも悪人面した工場長。その最期は、プレス機で、足、腰、胸の辺りを三段階折り畳み!断末魔「サノバビッ…ビッ…ビッ…(で絶命)」も秀逸。ちなみにこのプレス機、ローラーに巻き込む、高熱の蒸気でやけどを負わせる、冷蔵庫に閉じ込めるなど、攻撃のバリエーションも豊か。