11月3日は北村匠海の誕生日!恋愛モノから青春ドラマまで出演作品を振り返る!
ダンスロックバンド、DISH//のメインボーカル&ギター担当でリーダーの北村匠海。主演映画『とんかつDJアゲ太郎』(公開中)、『アンダードッグ』(11月27日より前編・後編同時公開)など俳優としても話題作への出演が相次ぎマルチな活躍ぶりを見せている。そんな北村は、実は本日11月3日が23歳の誕生日。そこで北村の出演作を紹介しながら、俳優としての彼の足跡をチェックしたい。
まずは北村が、佐藤寛太、森川葵との共演で、政府に結婚相手を決められる世界での恋模様を描いた『恋と嘘』(17)。恋愛禁止の世界ながら、幼馴染の仁坂葵(森川)に思いを告げる司馬優翔(北村)だったが、ふたりの前に政府が決めた葵の結婚相手・高千穂蒼佑(佐藤)が現れる…。北村演じる司馬が、恋愛禁止というルールにも負けず、葵にまっすぐ向き合っていく姿は胸キュン必至だ。
続いて、空前の卓球ブームが訪れた東京で高校生が熾烈なピンポンバトルを繰り広げるドラマ「FAKE MOTION -卓球の王将-」。卓球の強さで優劣が決まる時代を終わらせるべく、東東京を支配する王者、薩川大学付属渋谷高校に挑む、松陰久志(北村)率いる恵比寿長門学園の奮闘を映しだす。次第に明かされていく松陰と薩川卓球部部長の島津晃(小笠原海)の深い関係性や、部の勝利のために命懸けで試合に臨む松陰の秘めた能力にも注目だ。
さらに、佐野徹夜の大ヒット小説をもとに描く『君は月夜に光輝く』(19)は、永野芽郁とともに不治の病を患う少女と、彼女の“代行”を行う男の感動の恋愛ドラマ。高校生の岡田卓也(北村)は、ひょんなことから死の間際に体が発光する難病を抱える同級生・渡良瀬まみず(永野)の願いを代行して感想を伝えるという約束を交わす。まみずの無茶振りにも応じる岡田の懸命さや、まみずと岡田の切なくも美しい恋の行方は観る者の心に輝きを与えてくれるだろう。
杉咲花や新田真剣佑、橋本環奈が安楽死を求める未成年を演じた『十二人の死にたい子どもたち』(19)では、北村は真面目で整った容姿を持ちながら死を望むノブオを好演。12人が集まるはずの廃病院で死体となった13人目の秘密を解明すべく話しあいを重ねる12人だったが、意外な事実が明らかになっていく。周囲と同じく死にたいと願うノブオの、爽やかな雰囲気のなかで時折見せる影の部分に目を奪われる。
再びの共演となる新田と一心同体の役柄に挑んだ作品が『サヨナラまでの30分』(20)。1年前に亡くなったアキ(新田)のカセットテープを拾ったことで、音楽を再生している30分間だけアキと体を共有することになった颯太(北村)。彼は解散したアキのバンド「ECHOLL」のメンバーを集め音楽活動を始めるが、アキの恋人カナ(久保田紗友)だけは戻ってこなかった…。本作では、劇中で見せるアーティストとしても活躍する北村が臨場感たっぷりに歌い上げる姿が必見にして必聴だ。
紹介した作品は、すべて映像配信サービス"dTV"で観ることができる。北村の幅広い演技にますます注目していきたい。
文/トライワークス