主演映画が22年ぶりに全米初登場1位!ケヴィン・コスナーと大統領との深い縁|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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映画ニュース 2020/11/12 9:00

主演映画が22年ぶりに全米初登場1位!ケヴィン・コスナーと大統領との深い縁

大統領選の開票結果を世界中が固唾を飲んで見守った先週末(11月6日から8日)の北米興収ランキングは、『マン・オブ・スティール』(13)と『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(17)につづいてケヴィン・コスナーとダイアン・レインが夫婦役を演じたスリラー映画『Let Him Go』が初登場ナンバーワンを獲得。また、公開10週目を迎えたクリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』(公開中)は今週も5位に食い下がり、ついに全世界興収3億5000万ドルの大台に到達した。

ケヴィン・コスナー主演のスリラー『Let Him Go』が北米興収ランキング初登場1位!
ケヴィン・コスナー主演のスリラー『Let Him Go』が北米興収ランキング初登場1位!写真:SPLASH/アフロ

先日この世を去った名優ショーン・コネリーがアカデミー賞助演男優賞を受賞した『アンタッチャブル』(87)で主演を務め、監督・主演を務めた『ダンス・ウィズ・ウルブズ』(90)でアカデミー賞を制するなど、一時はハリウッドを代表するスター俳優として活躍したコスナー。
しかし近年は明らかな低迷期を迎えており、前述のDC作品や『ドリーム』(16)など助演では印象的な演技を見せるものの、主演作が初登場1位を飾るのは『メッセージ・イン・ア・ボトル』(98)以来、なんと22年ぶり。

【写真を見る】低迷期からの脱却なるか!?往年のスター俳優ケヴィン・コスナーの“大統領”との縁をプレイバック
【写真を見る】低迷期からの脱却なるか!?往年のスター俳優ケヴィン・コスナーの“大統領”との縁をプレイバック写真:SPLASH/アフロ

あらためて彼のフィルモグラフィを振り返ってみれば、代表作『JFK』(91)でジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件を追う検事を演じたのを皮切りに、『ボディガード』(92)ではロナルド・レーガン大統領の警護を経験したボディガードを、『13デイズ』(00)ではジョン・F・ケネディ大統領の側近であるケネス・オドネル大統領特別補佐官を演じるなど、なにかと“大統領”と縁が深い。『エア・フォース・ワン』(97)では主人公の大統領役として企画が進められていたものの、自身の監督・主演作『ポストマン』(97)の作業のために辞退したことも。

2008年公開の『チョイス!』では大統領選のカギを握る男を演じたケヴィン・コスナー
2008年公開の『チョイス!』では大統領選のカギを握る男を演じたケヴィン・コスナー写真:SPLASH/アフロ

そんなコスナーは、かつて大統領選を題材にしたコメディ映画『チョイス!』(08)で主演と製作を務め、期せずして選挙結果を大きく左右する一票をにぎることとなった冴えないシングルファーザーを好演。選挙のあり方や一票の重要さをテーマに据えながら、コミカルなタッチで大統領選の一悶着を描く同作は、まさにこのタイミングで観直すには最適な一本といえよう。
このコロナ禍で一向に明るい兆しが見えない北米の映画事情ではあるが、昨今ランクインしているロバート・デ・ニーロ主演の『The War With Grandpa』やリーアム・ニーソン主演の『Honest Thief』、ラッセル・クロウ主演の『Unhinged』など、往年のスター俳優の作品が注目を集めていることはうれしい限りだ。

文/久保田 和馬