岩田剛典×新田真剣佑『名も無き世界のエンドロール』本予告で須田景凪の主題歌を解禁
岩田剛典と新田真剣佑が表裏一体のバディに扮するサスペンス『名も無き世界のエンドロール』(2021年1月29日公開)。『ストロベリーナイト』(13)などの佐藤祐市監督が手がける本作の本予告映像とともに、シンガーソングライターの須田景凪による主題歌「ゆるる」の音源が解禁された。
原作は、2012年に「小説すばる新人賞」を受賞した行成薫の同名小説。裏社会に入り危険な仕事を淡々とこなしていくキダを岩田が、会社経営者として表社会でのし上がっていくマコトを新田が演じ、彼らが10年もの歳月を費やして企てた日本中をも巻き込む“ある計画”を描く。物語の鍵を握る二人のヒロイン役には山田杏奈と中村アンが名を連ね、石丸謙二郎、大友康平、柄本明らベテラン勢もそろう。
本予告映像は、海辺の街で青春を謳歌する幼なじみのキダ、マコト、ヨッチ(山田)の楽しげなシーンからスタート。しかし20歳になるとヨッチが突然いなくなり、キダとマコトの前に政治家令嬢でトップモデルのリサ(中村)が現われる。リサに異常な興味を抱いたマコトは、キダの協力を得て彼女に近づくが…。「なんでなんだよ!」「気になってしょーがねーんだよ!」と怒鳴り合うキダとマコトや、マコトに対して「頭おかしいんじゃないの!」と叫ぶリサの姿は、本作の一筋縄ではいかない展開を予感させる。
また映像内では、若者を中心に支持を集める須田が書き下ろした「ゆるる」の音源も初公開。それぞれの思いが交錯する疾走感あふれる映像に、須田のエモーショナルな歌声が彩を添える。同曲について岩田は「こんなにも、映画の世界観を表現していただけるなんて、思ってもいなかったです。キダの気持ちを代弁してくれている歌詞でもあるので、エンドロールで流れる時、映画の余韻を曲と一緒に楽しんでもらえると思います」とコメントしている。
キダとマコトの10年にも及ぶ壮大な計画の行方とは?ラスト20分で明かされる衝撃の真実に注目したい。