大ヒット作『孤狼の血』オール広島ロケの続編が2021年公開決定
警察と暴力組織の人間模様を巧みに描き、”正義とは何か?”を問い話題を集めた映画『孤狼の血』(18)。同作の公開直後に製作が報じられていた続編(2021年公開)の撮影が無事クランクアップを迎え、個性の強烈な21人の主要キャストが今作に集結していることが明かされた。
続編の舞台は広島の架空都市、呉原市。前作より3年後、呉原の裏社会を治めていた刑事・大上の遺志を受け継いだ若き刑事・日岡の“その後”が、原作シリーズでは書かれていない完全オリジナルストーリーとして描かれる。今回、クランプアップ発表にあわせて解禁されたビジュアルには、本作で自らの信念と覚悟をぶつけ合う登場人物21人の身体の一部が写され、今後明かされるであろう豪華キャスト陣、そして前作以上に刺激的な展開への期待が高まる。
スタッフには白石和彌監督をはじめ前作の精鋭が再結集し、オール広島ロケを敢行。ロケ開始前に全員がPCR検査を受け、毎日の体温を報告。さらにロケ地などで消毒を行う衛生班を設置するなど、新型コロナウイルス感染拡大予防も徹底。そして呉市をはじめ地元の人々の協力で、35日間の大規模なロケは1人の感染者を出すことなく無事に終了した。
撮影を終えた白石監督は「前作以上によりエンタメ作品として楽しんでもらえるようになっていると思います」と手ごたえを語り、原作シリーズ執筆者の柚月裕子もオリジナルストーリーについて「全信頼を置いている白石監督の元誕生すると聞いて、前作の一ファンとして純粋に嬉しかったです」と期待を寄せている。
エンタメ作として、人間ドラマとしてもパワーアップして帰ってくる待望の続編。映画でしか観られない衝撃の展開を心待ちにしよう。
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